二度言おう、
まともに考えたら間に合わない。
しかし、神はいた。
足音は廊下のドアの前で止まり、ドア越しに青山母ちゃんの声
『・・・勉強、適当な所で休んで、アンタらも行水せんかね?』
『あ、えっ?そ、そうですか?』間抜けな声の私。
『純子さん、純子さんはどげ?』(どうする?)
『何で?』
『何で?って、行水だがね。陽があるうちに入るといいがね。』
『入る訳無いがね!』キレ気味声の純子に青山母ちゃんは
『・・・・昼間っから水風呂には行くのに?』
バレてまーす!
ジジイ!バラしたな!、もう、青山母ちゃんとどんな顔して会わせばいいの?
てか、ドア越しでの声だけってのが、怖い!
まさか今、部屋の中での状況を見破られているのか?
『私(青山母ちゃん)、今から農協に行って来るけんね、いらん(入らん)ならタライの水、捨てといて』
ギシッ、ギシッ、ギシッ、・・・・
危機は去った。ダイハツのポーターのエンジン音が徐々に遠ざかる。
・・・・・・・・。
チャンスじゃね?・・・行水、したくね?
『青山』
『なに?』
『下行かない?』
『さっきの続き!』
ですよね~
『下でするけん、な?』
『行水だら?・・どげして(ベッドでの続き)ヤれるかい?アホ言うなや』
『出来る出来る!』適当な私
『嘘だったらコロすで?』
怖いって、青山さん。
口八丁手八丁で全裸のまま部屋を飛び出し、1階の居間へ。
縁側から庭にあるタライに。先に純子を座らせ、私が純子の背中を流す・・・・振りからエロエロ・ボディタッチ。
やはり、な。みたいな顔の純子。
構わず純子の背中に密着し背後から胸を揉む。
『なんか、外でって、エロいな?』
『ん・・・』
『誰か来たら恥ずかしいな?』
『やめや、言うな』
『母ちゃん、早く戻って来たりせんよな?』
『だから、やめぇて!』
半身振り返り、私は上体に引っ張られた。無言で、身体を強引に導かれ、無理な体制でタライに押し込まれた。
子供と言えど大タライの中では苦しい体制。互いにM字開脚で向き合う。それだけで股間同士が密着。
純子は二階での続き!と言わんばかりに『ん、ん!』と腰をクイクイ、突き上げるが、その時ハプニングが起きた。
純子のマンコに私の亀頭の半分弱がパクリ、と嵌まった。
『・・・・・・』
『・・・・・・』
顔を見合せる二人
『青山、』
『・・何?』
『ちょっと(実はかなり)気持ちいい』
ここで、少しムクムクっと
『うん、』
『なぁ、これ、このまま押したら入らない?』
『分からん』と純子
同意確認しないまま、私は腰をググッと押した。
みるみるうちに純子のマンコに私のぺニスが吸い込まれて行く。
純子は『うはーっ、』と呼吸しながら声をあげた。
後に聞くと『痛くは無かった』との事。
当時は処女は痛い、とか処女膜とか二人には知識も自覚も無かった。当然、セックスにも。
言葉は知っていたが、具体的な何を、とまでは考える頭が無かった。
これが私と純子の初体験である。
根元まで入れた後、二人でギューッと抱き合った。腰を振ったり、ウネらせることも無く、只々挿入したまま水を張ったタライの中で抱き合っていた。
どの位経過しただろう。萎え縮むことなく純子のマンコの中で硬さを誇る私のぺニスがムズムズ反応を起こした。
ペニ先にツーン!と気持ちいい痛みが走り、純子のマンコの中で射精をしてしまった。
(マズイ!青山に怒られる!)
バレない様に、どうしたものかと考えていると
『私の中で出したでしょ』
バレてたー!
純子の抱き締めた腕の力が更に強くなり、離さない。
怒られるかと思っていたが、純子は私の耳元で
『これ、気持ちいいね』
と可愛い声で呟いた。
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