『こうゆう出方すして、子宮へと向かうんだ』
信子の呆気にとられたような顔から、面白い言葉が出た。
勃起がまだ収まらない俺。
『じゃあ入れてみてもいいかな』
信子はうんと、顔を縦に振ると、また仰向けに自ら寝て、足も開いてくれた。
『あ、ちょっとまって』
信子は傍らにある、自分の短パンのポケットをまさぐって、四角い銀の袋を差し出した。
コンドームとすぐわかった。
俺はまさか信子が来ると思ってないから用意してない。
『これ、どこで?』
信子は答えた。
『お母さんの鏡の引き出し。彼氏と使ってるんだと思うから、とってきた』
それをもらい、装着した。
不思議だった。
興奮に包まれていた先ほどまでと違い、一度射精したせいもあってか、とにかく慌てず、きっちり信子を貫く、冷静な気持ちに変わっていた。
そのためか、一発で的を得ていた。
ここか、そう思った場所にチンポの先を押し当てる。
先が入る。
『いっ!』
信子の短い声が届いた。
顔を見る。
『大丈夫』
そう言った。
さらに押し込む。
ギッチギチ中にねじ込むように。
再び信子の顔を見る。
大丈夫という顔ではなかった。
激痛と戦っている顔、ありあり。
さらに押し込む。
『ううっ!』
唸るような声、そして結合部には、赤いものが滲んできていた。
一番奥まで貫通。
『ぐうっ!』
また唸る声、信子の顔は歪み、額は脂汗。
結合部はみるみる赤く染まっていく。
俺は信子の両乳房を両手で掴む、浮き上がるちょっと乳首。
腰を動かす。
腰の動きに合わせたかのように、痛みに耐える唸り声が我慢出来ない信子。
やった、童貞ともおさらばだ、入れるときの冷静さはまた、興奮へと様変わりした。
信子を突いた。
痛がる信子は目に入らなかった。
とにかく自分が終わりたい、腰を振る。
『信子ちゃん、気持ちいい。もうすぐ終わる、それまでの我慢だよ』
でもそれに返事する余裕はない信子。
出た。
感動し、信子に何度もキスをした。
息が荒い信子。
布団、下腹部は血みどろだった。
『痛かっただろ?俺も初めてだからうまく出来なくてごめん』
信子が言った。
『あっちより胸が痛かった。ギュッて掴むから』
まだ硬さがあって、成長途中の胸の扱いを知らない俺。
確かに手形がついていて、それも謝った。
『人並みに初体験出来た。ありがとう』
それは俺も同じと笑った。
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