みさきちゃんはちょっとぽっちゃりしていて服の上からもほんのり盛り上がる胸がロリにはたまらないレベルだった。
ある雨の日曜日の朝に、近くの公園を通り掛かった時に、一服してからアパートに帰ろうと小さな屋根のあるベンチに座り、タバコに火を付け、肺いっぱいに煙を吸い込み、ダークグレーの空を見上げながら体に染み込むニコチンを堪能していた。
このベンチは道側の入り口から奥に進み、少し大きめのコンクリートのトイレの奥にあり、茂みの壁のせいもあり死角になっている場所だった。
れっきとした喫煙スペースであり、煙が公園内に広がらないような配慮がなされているのかと感心しつつ、徹夜明けの下半身のダルさと、せっかくの日曜日なのに薄暗い雲に覆われた空と雨に嫌気がさしつつ、ボーッと茂みの葉の隙間から見える誰もいない、サーっと静かに落ちる雨音のする公園内を見つめていた。
季節は梅雨の終わりのため、湿気と気温の高さで朝からベトベトな体に雨シャワーも良いなぁなんて考えたいた。
雨音の中にカチャっと言う金属音が聞こえたと思ったら、こちらの方向に人が走ってくるパシャパシャという水溜りを避けることのない音が近づいてきた。
丁度吸っていたタバコもフィルター近くまで無くなっていた事もあり、灰皿の隙間にタバコを入れた所だった。
人間は…いや、野良猫や飼い犬がそうであるように、音の原因、音がすると気になり、どうしたものかほとんど無意識に確認をしてしまうものだと、今思えば当たり前のようにトイレの入り口へ足を運んでいた。
誰が続きたのむ。
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