待ち合わせの変電所前に着くと、そこには私と そう変わらない年令の女子が自転車に股がって待っていた。
そうだ、しまった。年令確認していなかった。同じ校区?……この辺りは1区だから違うはず。
などと考えながら、彼女に近づくと私に『こんにちわ~』と気さくに挨拶をしてくれた。
『…………あ、こんにちわ』
『同い年? ビックリした~、電話の声で高校生くらいの人かと思った』
『…………………』
『持って来た?エッチな本』
『………ごめんなさい、本じゃない』
『………えっ?…………じゃあ何?』
『……………………』
『嘘?嘘とか?』
『違う!………ホントは、僕のマスターベーション見て欲しいの』
『………………マスターベーション? それって何? エッチな何か?』
私は正直に答えた。私が日々、ムラムラしているスケベ男子で何かをどうにかして解放したい。その方法に最近覚えたオナニーを女の人に見て貰いたいと。
罵倒されるか逃げられるかと思いきや、彼女は
『男子って大変なのね。じゃあ、はい、見せて』とケロッと言う。
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