女児の家、それもできれば、子供部屋のベッドの上でじっくり味わいたい、という願望にとりつかれた俺は、1ヶ月近くかけて下調べをした。
狙いをつけたのは、そこそこの金持ちが済む、小綺麗な住宅街。
だが、そんなところをホームレスがうろついているだけで、通報されかねない。
そこで俺は、昔の仲間に連絡を取り、預けてあった、勤め人時代に着ていたスーツを送ってもらった。
リーマンだった頃の仕事は、飛び込み営業。
図書館で住宅地図をコピーし、ファイルを片手に家々を見て回り、昼前女児が一人で留守番していそうな家を探した。
その頃はまだ、今ほどは個人情報とかが問題になってなかったので、玄関先に家族全員の名前を書いた表札を出している家が結構あった。
父親と、母親と、女の子らしい名前。俺はそんな家族構成の家の何軒かに目をつけ、午後女児が学校から帰ってくる頃、それらの家の近くをうろついた。
その中の1軒。女の子の名前ははるか。小学生にしては背がスラッと高く、胸もそこそこ育ってきている。かなりの美少女だった。
玄関に入るときは自分で鍵を開けて入る。
その後、夕方母親が軽自動車で帰宅するまでは、一人で留守番しているようだった。
『こいつだな…』
俺は月末の金曜日を狙って、実行に移した。
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