ユイは緊張感からか身体を強張らせ、手をギュッと握りしめていました。
震えていたようです。
(多分経験ゼロに近いんだろうな・・・)
察してはいましたが久々のご馳走。どんな事情があるかは知りませんが頂くものは頂かないと。
ユイの服装は膝上のスカートとTシャツにパーカーとかなり軽めの服装だったのでまずは手早くパーカーを脱がしてしまいました。
すると何故かユイの身体から酸っぱめの体臭がします。
元々体臭が強いコという風にも見えません。
・・・お風呂、行こっか。
とさりげなくシャワーに促しました。
ノソノソとユイは浴室へ。
(いきなり一緒に風呂って云うとビビっちゃうかもしれないしな)
パーカーからはタバコ臭はしますがさっきユイの身体からした酸味のある匂いはしません。
それにユイの身体には不釣り合いなサイズ。
さて、と。
シャワーの音がし出したのを確認して私も服を脱いで浴室へ行きました。
私:入るよ~。
ユイ:えっ!?
突然入ってきた私にユイは胸を隠します。
パッと見た感じまだ未成熟ではあるものの出るとこは出てます。
くびれはまだ微妙ですが美味しそうな身体。
ユイ:あ、あの・・・
私:どうせこの後全部を貰うから気にしないで(笑)
ユイ:あの?全部?
私:そ、全部。
ユイは蒼ざめた顔をしていました。
私はユイを横目にバスタブに湯を溜め、浴槽の縁に腰掛けてユイを手招きします。
さっきとは違いさすがにすぐには近寄って来ません。
私:ユイちゃん、コッチ!
少しだけ強めに呼ぶとユイも浴槽の縁へ半身で座りました。
私:ユイちゃんはこういうの初めてなの?
愚問ですが、一応聞いてみます。
ユイは黙って頷くと俯いて肩を震わせ始めました。
私:ぶっちゃけ、さ。ユイちゃん、家に帰ってないでしょ?
ユイ:な、なんで?
私:パーカー、誰の?
ユイ:・・・。
私:ユイちゃん、タバコ吸う?
ユイは黙って首を横に振ります。
私:あのパーカーからさ、タバコの匂いするんだよね。でもユイちゃんの指はヤニの色してないし。だからあのパーカー借り物なのかな、って。
コレは半分ハッタリです。
確かにパーカーのタバコ臭は確認しましたが、指のヤニ色なんて素人にはわかりません(笑)
ただ不釣り合いなサイズ。大きいんです、パーカー。
多分ユイを不良の道に引き込むキッカケとなった、夏期講習からの知り合い、カナのもの。
この予想は当たっていたようです。
その後お湯の溜まった浴槽に2人で入り話を聞いてみるとユイは3日ほど家に帰ってないそう。
親と成績の事などで言い争いになり着替えなども持たずに家を出てしまったそうで当座のご飯代などを稼ごうと下着売りを持ちかけられた、と。
ところが、そこそこお金に余裕がありそうな奴がひっかかったから下着売りでチマチマやるより大きめにいこう、と。
ユイ:それで・・・あの(私)さんを気持ち良くしてあげればイイって、マイ先輩が・・・
私:気持ち良く・・・ってどうやってするか聞いてる?
ユイ:・・・手とか、あと・・・お口で・・・。
私:手と口・・・。だけで終わると思う?もうお互い裸で一緒に風呂まではいっちゃってるのに(笑)
ユイ:・・・あの・・・やっぱり・・・ですか、ね?
私:ユイちゃん、カワイイからね(^ ^)
既にユイは泣き止み緊張もだいぶほぐれたようでした。
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