いつもなら、レイプに成功し、中出ししたあとは、相手を放置して一目散に逃げる。
だがこの時は、そんな気になれず、また急いで逃げなくても誰も来ないと分かっていたので、小道具のハンドタオルで、ゆきの股間を拭ってやった。
そして放り投げたジャージの下とパンツ、スニーカーを拾ってきて履かせ、立たせて身体中に付いた落ち葉をはたいてやると、ジャージは上下ともたいして汚れていなかった。
ふらつくゆきの手を取り、林道まで出ると、そこから集落の入口まで連れ立って歩いた。
当たり前だがその間、ゆきから口を聞くことはなかった。
「家に帰ったら、今日のこと、家族に言うのか?」
「…いえません。こんなこと…」
「そうか。だがいつもよりかなり遅くなっちまったな。あれこれ聞かれねえか?」
「……,森で遊んでて、迷ったって言う。前にもそういうことあったから…」
「そうか。まあ、うまくやってくれや」
道すがら俺たちが話したのは、それだけだった。
集落の入り口で、俺はゆきと分かれ、自分は1時間ほど時間を潰してから宿に戻った。
いつもなら、すぐに宿を引き払い、他県へ逃げるところだが、この時は、あの娘なら決してレイプされたことを誰にも言わないし、親にしつこく聞かれても口を割らないだろうと思えたので、そのまま契約期間が終わるまで、その村にとどまった。
それ以来、無論、ゆきとは会ってない。
今でも時々ふいに、ゆきとのセックスを思い出す。
あとにも先にも、あれほどの快楽を得られたことはなかった。
そしてなぜか、あの1回の中だしで、あの娘は俺の子を身籠ったのではないか。そんな気がする。
あの集落の片隅でそっそり、俺の子を育てているのでは?
そう考えると居ても立ってもいられなくなり、直ぐにあの集落へ行き、ゆきを探したしたい衝動に駆られる。
だが、勿論そんなことはしない。
死ぬまでにあと何人の女児の処女を奪えるか。そのためだけに、俺は生きているのだ。
余計なことをしている場合ではない。
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