普段通り最寄り駅から電車に乗り、マイ座席キープ。残念なことに私の座席列にはオッサン、オッサン、ニイチャン、オバサン、ババア、ドカタ、と満席。
向かいには若干、空き席あり。
JKが乗って来る駅までに同列から下車する人が出る可能性は低い。ならば、その時に向かいに移動するか・・・・。折角の好位置キープなのにな。
などと考えている間に、一駅、二駅、・・・・。
『・・・・・・・・。』
あれ?・・・JK駅で乗って来ない。途中、ハブ駅も急行乗り換え駅も無い。時間は間違って無いし、乗り遅れたかな?
残念な気持ちに絶望していると、私の正面の席に1人のJKが座った。あの(オモシロ本)JKでは無い。
奇しくも同じ高校の制服だが、見た目・着こなしが全くの別人。
スカートはアゲアゲのミニ。タイもゆるゆるで、髪も束ねていない。ポニテは校則ちゃうんかーい!?
まぁ、いいか。あの子の代わりに正面から視姦でもしてやれ。パンツ見たれ。などと考え腰を落とし、膝を前へ。
とは言え、過去の経験上、見えた試しが無い。(希にはあるが)しかし、チャレンジはしなければならない。漢だから。
『あと少し、・・もチョイ、・・・ん~、やはり駄目か・・・』もう、ただただ変態オヤジ化した私。
向かいのJKは、私の愚行に気づかずスマホに夢中。
たいがい腰も疲れ、第一不自然過ぎる姿勢。そろそろ直すか、と思った時
『おっはよー』あの子だ。
『はよー』答えるミニスカJK
友達?てかコッチの子はいつ乗ってた?別車輌からか?・・ん?
サーッと血の気が引いた。
本を貸してくれた優しいオジサンは向かいのJKパンツ覗きにチャレンジするリアス式態勢の変態オヤジに見られたかも知れない。
結論から言うとセーフ、だったみたいだ。
JK2人は車内でお喋りを始めたり、スマホに見入ったり、と私に関わる事も無く時が過ぎた。最初に私に視線を送り軽い微笑みで会釈しただけで、終点まで何事も無し。
それはそれで淋しいモノだが。この生殺し感もオツなもので、私は駅に着くとトイレに駆け込みオナニーをした。
はい、変態ですよ。私。
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