『今日会えますか?』
駅トイレで抜いた日の午後、JKからメール
一気に脳内をワイセツ行為のシミュレーションが駆け巡った。
一応、自制。
『もう読み終えた?』送信。
・・・・・・・・。
返信無いんかーい!?
焦ったが、一呼吸。
『仕事終わりで、早くて18時には駅前に行けますよ』
送信。
『はい』即返信が来た。
判りにくい。読めない。最近のJK
どちらかと言うとガテン系な仕事で、汗や首筋の汚れが残る。職場を出る前に普段しないケアをして駅に向かう。10分チョイ歩いて駅前に着くと帰宅路に急ぐ人々でごった返していた。
幸い、単純構造のハブ駅なので、自分の通勤路線側の改札付近を探せばJKは安易に見つかる。
『あ、いた。・・・・あれ?』
JKが2人。今朝のミニスカJKだ。
怖い。危険を察した。でも、好奇心はある。行くしかない。
『・・・ど、ど~も~、』
『こんにちは』『コンチワ~、』
うっ、苦手。でも性的にはOK。・・でも今日は存在が邪魔。その警戒は取り越し苦労だった。
とりま近くの何処かに入ろう、となった。
『あ、でもぉ、駅近くはヤバいんで~ぇ・・』
『なら、反対行く?・・ごめんね、俺あんまり知らないんだ。』
『アタシらも駅の反対知らな~い』『・・・うん』
ミニスカ主導の会話。ある意味、片方の清楚さが際立つ。
歩きながら、初めての自己紹介。
『和久井さとし』(下の名前は偽名)
『美保と知佳』ミニスカと清楚の順。
『知佳ちゃんに美保ちゃんね。よろしく』
『ハハ・・ヨロシクって、何、』
『あ、いや、別に挨拶、挨拶だよ』
会話をしながら、駅反対にある鉄道会社名のビルに入る。下層階は飲食店やショッピングモールもあり入りやすい。中階には某娯楽施設、高層階にはホテル・・・。
無難な喫茶店に入り雑談スタート。貸した本の話から、私の仕事、その流れからほぼ、私の個人情報の質問のオンパレード。私から彼女らのプライベートを聞き出そうとしようものなら
『・・・ん、さぁ、別に。でさぁ~』と濁される。美保に。
知佳ちゃんは基本、無口。愛想は良い。が、無口。
深く問い詰めて逃げられでもしたら意味は無い。そもそも、なぜ今日(JK2人に)呼ばれたのか。本を返してくれる訳でも無いようだ。
悟られ無いように探り探り会話をしたが掴めない。がぜん時計が気になり始めてしまっていた。
『遅くなるよ?そろそろ帰らなくて大丈夫?』
気を利かせたつもりで聞いてみる。
『・・・・・・・』
『・・・』
沈黙
『・・・ほら、知佳、』と美保。
黙っている知佳ちゃんに代わり美保が
『オジサン、JKって、アリ?』
えっ・・・・?(アリです。)
『ごめんね、変なこと聞いて』
(ぜんぜん、アリです!)
『あ、いや、あの、・・何?』平静を装い確認。
『知佳がね、・・なのよ~、』
いや、そこ、大事な部分!
『・・・て、言われても』
『嫌なん?』
『・・・いや、・・・ちょっとさぁ』と私。
知佳ちゃんは黙って俯いている。
『援とかじゃないからさぁ、知ってる?』
『う、うん、まぁ・・でも俺、オッサンだよ』
『知らないし、知佳がいいって気持ちなの!』
あまり、紳士ぶって躊躇っていたら御破算になる。
迷うところだ。ぶっちゃけ援交の持ちかけだったら気が軽い。
そもそも、知佳ちゃん1人だったら時間をかけて落とす楽しみもあったかもだが、今までに無いケースだ。
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