振り返った瞬間に、さやかはスカートの端から手を離した。しかし、間違いなくパンツは見えた。
なんの飾り気も無い、こどもグンゼ。スカートめくりで何度も見たいつものパンツだ。
『自分でやっちょうかや?・・・もっぺん見せれ』
『やだわ、ヘンタイ!』
『いいがな!見せれ、見せんと言いふらすで?』
『〇〇にパンツ見せろ・って脅された、って言うわ』
『なんだと?めくるぞ?』
『先生に言ってやーわ・・』
ラチが明かない。私はさやかの腕を掴み、引っ張った。
連れて行った先は昇降口から中庭廊下を過ぎた階段の裏。
『なぁ、見せれ・・・』
さやかを壁に追いやり身体を密着させるくらいに迫った。
『なんで見せらないけんかね』
『さっき、お前から見せたがや?・・なぁ、』
『やめて』
『なんもしちょらんが?・・見せれ』
『先生に言う・・・』
私は、そう言うさやかを無視してしゃがむとス暖簾をくぐる様にカートをめくりあげ、そのまま頭を潜り込ませた。
『キャッ!』
『声出すな!誰か来るで!?』
誰か来たら本当に困るのは私だが、その時さやかを黙らせるには効果的だった。
スカートの中は案外、明るくて、さやかのパンツに太もも素肌がハッキリ見えた。暗幕の役割のスカート生地がかえってエロい効果をもたらしている。
『・・・ねぇ、本当にやめて・・・〇〇・・・』
無視して、さやかの太ももをガシッと掴み間近でパンツを眺め続けた。
『・・・いやぁ、・・・もう、いけん・・』
私は歯止めが利かなくなり、腰に向けて手を伸ばすとパンツのゴムに指をかけ、引きずり下ろした。
あと少しで大事な所が露になる時、さやかの啜り泣く声が。
『・・・シック、・・・シク、シック・・・』
やり過ぎた。私はスカートの中から顔を出し見上げ
『・・・泣くなや。お前、すぐ泣くなぁ』
立ち上がり、頭を掻いていると、さやかは隙を見つけたような顔をしてダッシュで逃げた。
私はゆっくり教室に向かった。
教室で鬼の様な形相の女子達に囲まれるかと思ったが、至って平穏。先生にも呼ばれ無かった。
午前の授業、昼休み、午後の授業、平穏に1日が終わろうとしていた。
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