彼女の子供の中学生。
僕とmに血の繋がりはもちろんない。
ただの他人。
つまり僕は他人の中学生と同じ布団の中で抱き合い、腰に手を、肌に触れているのだ。
mはアレルギー体質で悩みだと彼女から聞いていた。実際mも悩んでいるのだろう。普段から外では長袖を着用して肌の露出を避けている。
肌に触った僕の手の感触も彼女の体質を感じさせるものだった。かゆくて寝ている時も音をたててかきむしる腰はつめあとだらけなのだろう。若くてもっと肌も露出したい年頃なのに、かわいそうに。彼女の苦労、mの気持ちをふと考える。
そんな僕は悪魔か天使か?僕はどちらでもない。ただの変態だ。
腰にあてていた手を背中にすっと移した。
寝ているふりはもちろんしている。mは背中をねじらせたが抱き合っている体勢からでは僕の手を退けることはできなかった。
予想通りブラジャーはしてない。
彼女から前から聞いていたし家にmのブラジャーが干されてるとこをみたことがなかったからだ。
つまりこの反対側には中学生の胸があるのだ。
僕の下半身ははちきれんばかりだ。
しかし不自然だ。
mは起きている。寝たふりをしている。
このままの流れに自然を求めていた僕はさらに一つの付箋を引いた。
○○(彼女の名前)、もっとこっちきて、、、
ボソッと声をだし彼女と間違えているふりをした。
同時に抱き合っている体制から一度、mを離し仰向けた体制を替えた。
これで、mが本当に嫌なら布団から出て行きやすいだろう。布団から出ていっても母親と間違えられたのかーで終われる。
出ていくな!
今なら出ていけるぞ!
心の葛藤はmに聞こえるわけもない。ただ、mは僕の腕枕から頭を移動させることもなくそのまま仰向けで目を閉じていた。
まだいける。
僕はmの顔をよせた。
mのおでこに僕の唇がついた。
おでこから頬へ。時間をかけ自然にずらし
最後に
その幼い唇に口をつけた。
ついにやってしまった。
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