④階段を下りるとちょうど父親が帰って来た。玄関で挨拶をしリビングに行き席に着いた。父親がビールを勧めてきたが、呑めない事を告げると、ジュースを注いでくれた。乾杯をして、ご飯を食べ始めた。色んな話をし親交を深めた。父親は同い年で母親は一学年したとゆう事が解った。母親の料理は味が薄いが不味くはなかった。父親が由依に「休みの日、アックンさんの家に、遊びや泊まりに行ってもいいけど、ワガママ言って迷惑かけるじゃないぞ」と言ったので、俺は心の中でガッツポーズをした。2人テーブルの下で手を強く握った。夜も遅くなりその日はお開きになった。帰り際玄関でまたお礼を言われた。暫くして、連休の前日に携帯が鳴り出てみると、由依の母親からだった。身内に不幸があり3日ほど、由依を預かって欲しいと言う内容だった。俺は快く引き受け、気をつけて行ってくる様言った。夕方母親と由依が来て、「宜しくお願いします」と告げ帰った。由依は嬉しそうに部屋に上がった。由依に「一緒に行かなくて良かったの?」と聞くと、「由依と会った事のないおじさんだからいいだって」と言った。それからご飯を食べに出掛け少しデートっぽい事をして家に戻り、一緒に風呂に入った。
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