続き④俺は頷いた。由依は「嬉しい。」と少し涙ぐみながら言った。その瞬間キッチンの方から「ピピー」と洗濯終了の音がした。くそっ!と思いながら、時計を見たら14時を少し回ったとこだった。その日はそこで終了した。由依はもうちょっと居たいと駄々をこねたが「今日は学校早退したんだろ?それにいつもの時間に帰って他の子達に見つかったらマズいだろ?」と諭した。由依は膨れながら「わかった」と言った。由依は着替え帰り支度を始めた。俺は「土日と祝日は休みだから遊びに来な!」と言ったらパッと笑顔になり元気よく「うん!!」と言った。別れ際玄関でアドレスを渡し正面からギュッとハグと少し長めのキスをした。少し経ってから、メールが来た。内容は「今日はありがとうございます。ふつつかものですがよろしくお願いします。」との内容だった。俺は「こちらこそよろしく」と送った。 それから週末になり、土曜日の朝9時に部屋の呼び鈴が鳴った。俺は寝ぼけながらドアを開けた。そこに居たのは由依だった。由依は「お父さんお母さん仕事行ったから来ちゃった」と言った。どうぞと言う前に上がってきた。由依は俺の手を握り、頬にキスしてきた。俺はまだ寝ぼけていた。
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