その日以来俺は、ほとんど毎週末、ゆいを迎えに行き、俺の家で交わった。そんな関係が2年も続いた。
会ったとき中2だったゆいも、JK1になり、胸も尻も女らしい体つきになってきたが、俺はロリ専門という訳でもなかったので、少しずつ変化して行く身体をそれなりに楽しんでいた。
ところが…
初夏の頃のある日、いつものようにゆいを迎えに行き、車に乗せたが、元気がない。
家に着き、俺が何かあったのか?と問い詰めると、
「妊娠したみたい…」
と言いやがった。
俺は頭から冷や水を浴びせられたような気がした。
「…おろすのか?」
俺が聞くと、ゆいは弱々しく首を横に振った。
「…それは、あたしが決める。あたし一人で、あんたが知らない所で… でも、だから、もう会わない方がいいよね?」
その返事で俺は、ゆいが一人で産んで育てようとしているのが分かった。
「バカヤロウ!そんなこと、させられるか!」
俺は女に関しては、本当にだらしない奴で、それまでにゆいの他にも、惚れてもいない女の寝込みを襲ったり、酔わせたりして何人もの女とやった。
また、JC、JKのオマンコなんか、オナホールと同じくらいにしか思っていなかった。
だが、自分の血の繋がった子供の命のこととなれば、話は違う。
早くに親に死に別れたせいか、それだけはどうにも我慢ができなかった。
俺はすぐに、ゆいの母親の所に行って事情を話し、頭を下げた。
母親は話を聞いて、怒りはしなかったが、呆れたような、諦めたような顔で俺たちを見た。
「この子のことだから、いつかこんなことになるんじゃないかと思っていました。」
「でも、こうして相手の方が、責任をとってくれるなら、まだましだと思わなくちゃいけないんでしょうね…」
ゆいは俺の横で、唇を噛みしめ、うつ向いて拳を握りしめていた。
母親が同意したので、俺はゆいを籍に入れ、高校は続けさせることにしたが、腹が目立ってきたので2学期からは休学させた。
俺は日中仕事でいないし、出産までは母親の元にいた方がいいのでは?と言ったのだが、ゆいは
「それは却って胎教に悪そうだから」
と、さっさと荷物をまとめて俺の家に移ってきた。
ゆいが中1の頃からプチ家出を繰り返していたのはどうも、あの母親とソリが合わないせいもあったみたいだった。
そんな訳で、ゆいはいま、でかい腹を抱えて俺の家の中をのそのそと歩き回っている。
最近思うのは、もしかしてこれは、ゆいのリベンジなんじゃないか?ということだ。
親になる決心をしたことで、俺はすっかり自由を奪われた。
休みの日にはせっせとゆいを産婦人科に連れて行き、そこで、妊婦とのセックスのしかたまで教わる始末だ。
ゆいは、こうなることが分かってて、わざと妊娠したんじゃないだろうか?
だがもしそうだとしても、俺みたいな生き方をしてきた男にとっては、これは案外お似合いな顛末なのかもしれない。
今はそんな風に思っている。
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