翌日も、その次の日も、ゆいは帰らなかった。
次の仕事休みの日、ゆいをスーパーに連れていって、歯ブラシとかシャンプーとか、最低限必要なものを買ってやった。
ゆいももう、優しくしないでとは言わなかった。
仕事から帰ると、二人で弁当を食い、セックスをする。
長くなるとリスクも増えるので、4回目からはコンドームも使った。
俺は、そんな毎日が当たり前のように、いつまでも続くような気がし始めていた。
しかし、ゆいの夏休みが終わる、8月の末頃。
ゆいが、
「もう学校始まっちゃう… 帰らなきゃ…」と呟いた。
俺は、「そうだな」と言うしかなかった。
次の俺の休みの日、ゆいは俺が買ってやった荷物をペーパーバッグに詰め、俺の車に乗り込んだ。
車の中でもほとんど会話がないまま、俺はゆいの家の近くの公園まで送って行ってやった。
ゆいは、「ありがと」とだけ言って、車を降りた。
家に向かう彼女の背中に向かって
「じゃあな」
と声をかけると、ゆいは背中を向けたまま、右手を肩の上で振って見せた。
ゆいがいなくなった。
すると、意外なことに、ものすごい喪失感が俺を襲った。
『なんだこれは?』
俺は混乱した。あいつのことは、せいぜいペットくらいにしか思ってなかったはずなのに…
仕事から帰って一人になると、バカみたいに繰り返し、ゆいのことを思い出す。
ちっちゃいが感度のいいオッバイ
毎晩ハメても、脱がしたときはピッタリ閉じたままの筋マン
緩やかな腰のライン、細い脚
そして、ゆいのあえぎ声
繰り返し思い出しては何度もオナニーをするが、何度しても空しさが紛れることはなかった。
『参ったな…これじゃまるでガキみてぇだ…』
まあ、時間が経てばだんだんマシになって行くだろう。
そう思い始めた頃、9月の最初の日曜日、いきなり携帯が鳴った。
知らない番号からだったが、出てみると、なんとゆいからだった。
「ねえ、迎えに来てよ。こないだ降ろしてもらった所。」
あまりに驚いたので俺が絶句していると、
「なによぉ!もうあたしに飽きたの? さんざ人の身体をもてあそんで、飽きたらヤリ捨て?」
「バ、バカ!そんな訳…」
と言いかけて、これじゃまるで
『ボクも会いたかったよ!』みたいだと気づき、あわてて
「…なんだ、もう俺に抱かれたくなっちまったのか?しょうがねぇ、迎えに行ってやるか…」
と言い直したが、電話の向こうでゆいが笑いをこらえているのが分かった。
公園でゆいを乗せて、車中でも俺は冷静を装い
「家出して帰って、怒られなかったか?」
なんて話をしていた。
だが結局、ゆいを家に入れたとたん、我慢できなくなって力いっぱい抱き寄せてしまったので、俺の見栄はすぐにバレてしまった。
抱き寄せ、何度もキスをし、首筋を嘗め、そのまま崩れ落ちるようにゆいの足元に膝まづいた。
短めのスカートに手を入れ、ショーツを膝まで下ろすと、しょんべん臭い筋マンにむしゃぶりついた。
「あ… ちょ、ちょっと、ここじゃダメだってば… 」
ゆいは必死に俺の頭を押し退けようとするが、俺は構わず嘗め続けた。
そのままの勢いで、立位か立ちバックで挿入したかったが、ゆいがどうしても嫌だと言うので仕方なく布団に移動した。
仰向けに寝かせ、引き続き激しいクンニ。ゆいも
「ス、スカート汚れちゃう! ちょっと待って…」
と言いながらも激しく反応し、俺が嘗め取るのが間に合わない程、愛液を流した。
そして挿入。
俺が激しく突き始めるとゆいは
「な、中はダメぇ!今日は危ない日なの、だから…」
「でもよ、外出ししたら、スカートが汚れるぜ?」
「そ、そんなの… あっ!ダメぇ!」
ゆいの制止にもかかわらず、俺はまた、たっぷり子宮に注ぎ込んでしまった…
玄関での抱擁からフィニッシュまでノンストップ。
さすがに二人とも汗だくで、肩で息をしていた。
「な、なあんだ。やっぱりあんた、あたしにメロメロなんじゃない。」
「いってろ、バカ」
ゆいの軽口に、そう返した俺だったが、理由はともかくもう自分がこの小娘を激しく求めていることは、隠しようもなかったし、隠す必要もなかった。
こうして、俺とゆいは、セフレ関係になった。
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