翌朝目覚めると、ゆいが先に起きて、ちゃぶ台の前でスマホをいじっていた。
俺は首の回りを確認してから
「首、絞めないのか?」
と聞いた。
ゆいは振り返って
「つい…眠っちゃって…」
「俺より先に起きたんなら、やりゃあ良かったじゃねえか?」
「なんか…今にも起きそうに見えたから…」
「なるほどな。で、今日はどうすんだ?帰るなら送ってやってもいいぜ?」
するとゆいは首を横に振って
「…まだ…リベンジしてないもん」
「そりゃあいいけど、家に帰らなくていいのか?親に捜索願いとか出されたらやっかいだぞ?」
「あたし、夏休みはよくプチ家出するから… お母さんにメールだけしとけば大丈夫」
「そうか、なら好きにすりゃいいや」
そう言って仕事に行こうとしたが、ふと思い付いて、ゆいの肘を掴んで立たせた。
「何よ?」
俺はゆいを抱き寄せ、腰の後ろまで手を回した。
「ちょっ!…やめてよ…なに?」
ゆいが身をよじるので、離してやり
「じゃあな」
と手を振って家を出た。
その日俺は、仕事帰りにユニクロに寄って、安物のTシャツと短パン、ショーツ、スポブラを買った。
朝、ゆいを立たせて抱いたのは、服のサイズを確認するためだった。
あと、弁当屋で弁当を2つ。
家に着くと、ゆいにユニクロの袋を渡し
「着替えてこいよ」
と言った。
袋の中を見てゆいは、見る見る顔を赤くして怒り出した。
「優しくしないでって!言ってるでしょ!あたし、好きでここにいるんじゃないんだから!こんなことしたって…」
「ちげぇよ!俺は掃除屋だから、臭ぇのや汚ねぇのが嫌いなだけだ。お前それ、もう3日めだろうが?」
するとゆいは、恥ずかしそうに俯いた。
「着替えるのが嫌なら、お前ごと浴槽に突っ込んで、洗ってやろうか?」
するとゆいは、怖い顔をしたまま、黙って風呂場へ行き、着替えてきた。
「…洗濯機、ないの?」
「ああ、いつもコインランドリーだ。行くか?」
「いい。明日昼間、手洗いするから」
俺は内心、明日も帰る気ないのか?と思ったが、まあこの身体を何日も抱けるのはありがたい話には違いなかったので、そこは突っ込まなかった。
弁当を食い、二人ともシャワーを浴びて一息ついて、俺は
「さあ、そろそろお楽しみタイムだぜ?」
とからかうように言った。
するとゆいは、自分からTシャツと短パンを脱ぎ、布団に横たわった。
「なんだ?もう抵抗しねぇのか?」
「したって、どうせ力じゃかなわないもん。疲れるだけだから…」
俺はもうその時には、ゆいが帰りたがらないのも、抵抗しないのも、他に理由があることは気づいていたが、あえて黙っていた。
ブラとショーツを脱がすだけで、ゆいは全裸になった。
俺はゆいの肩に手を置いて、裸の胸、ウエストのくびれから、スジマンまでを眺めた。
「…や、やだ。そんなに見ないでよぉ…」
だが俺は視姦を止めない。
「もお!昨日もおとといもいっぱい見たでしょ?」
ゆいは恥ずかしそうに横を向いた。
見ているだけで、チンポはどんどん固くなり、上を向いた。
俺はゆいの足元であぐらをかき、自分でそれをしごいた。
「なあ…」
「え?」
「ちょっと、こっち来て、これ…」
「なに?…あ!やだっ!そんなこと、できるわけないじゃん!」
ゆいは俺が何をさせようとしているのか、気づいたようだった。
「なんだよ…昨日は俺が、散々気持ちよくさせてやったじゃねえか?」
「た、頼んでないもん! そんなの、やったことないし…絶対無理!」
おとといまで処女だったゆいが、フェラの経験がないというのは事実だろう。もしかしたら、生でチンポを見るのも初めてだったのかも知れない。
だが俺は、そうしゃべるゆいの口元から見え隠れする柔らかそうな舌が、気になって仕方なかった。
昨夜の後半から和姦っぽい雰囲気になっていたので、拒絶されて、軽く落ち込みもした。
また押さえつけて、口を開けさせ、突っ込んでやろうかとも思ったが、それは違うと思った。自分から舌を出し、嘗めてくれるのでなければ意味がない。
「なんでぇ… ちっとくらいしてくれたって…」
俺はガラにもなく俯いてブツブツいいながら、自分でしごき続けた。
…するとしばらくしてゆいが、四つん這いで、そいつに近づいてきた。
顔を寄せて、俺の手の動きを見ている。
俺は、手首をつかみ、触らせようと導いた。
おそるおそる、と言った感じで、小さな手が俺のチンポを包み込む。
ぎこちない手つきで、ゆっくりしごき始めた。
それだけでチンポは喜び、ゆいの手の中でビクンビクンと大きく跳ねた。
「…してくれるのか?」
「…んっ」
軽く口を開き、唇を先端に近づける。だがそこで止まり、
「…もし、あたしがこれを口に含んで、思い切り噛んで食いちぎったら、どうなるかな?」
それは男にとって、想像したくもない恐ろしい光景だった。
「そりゃあ、今、全身の血がそこに集まってる感じだからな。あっという間に血がドバッと出て、死ぬんじゃないか?」
「そうか、そうすればリベンジできるんだ…」
ゆいはそれを、俺の目を見ずにチンポを見つめたまま、真剣な顔で言った。
さすがにちょっと怖くなった。が、虚勢を張って
「そうだな。そうしたければ、いいぜ。そんな死に方も俺らしいや。けど、その前に、せいぜい気持ちよくしてくれよな。」
と言った。
まだしばらくは、チンポをにらんでいたが、やがて柔らかい舌を出して、ぴとっ と亀頭に当て、それからゆっくりと唇で包み込んだ。
口の中で熱くねっとりした物が、俺を何度もなぶる。
「うっ… うおっ…」
あまりの快感に、思わず声を出してしまった。
ゆいはそれを上目遣いで見ると、激しく攻め立てて来た。
俺はすぐに登り詰め、ヤバい感じになったので
「もういいや、ありがとうな。今度は俺の番だ」
するとゆいは口を離し、
「あんたにリベンジする方法、分かった」
「なんだ?やっぱり食いちぎるのか?」
「あたし、血、嫌いだからそれは無理。でもこのまま全部吸い取っちゃえば、もう入れられないよね?こんな可愛い子がそばに寝てるのに」
「バカ言うんじゃねえ。俺が1回抜かれたくらいで勃たなくなる訳ねえだろ?その気になりゃあ、何回でもいけるぜ」
「ふ~ん」
そう言うとゆいはまた嘗め始めた。
俺は強いところを見せようと、全力で堪えたが、ほんの5分ほどがんばったところで限界が来て、あえなく吸い取られてしまった。
少し休憩したいところだったが、ゆいに強いところを見せなきゃならなかったので、そのまますぐに押し倒し、オッパイを激しく攻めた。
するとたちまちチンポが復活し、固くなり出した。
「あ… あっ… やだ、ホントに勃ってる… なんで?…あっ、あっ…」
「当たり前だろ。すぐにでも挿れてやるぜ」
「また…またやられちゃう…あん! 」
だがもうゆいは、イヤとか止めてとかは言わなかった。
それどころか、それを期待しているような雰囲気さえあった。
3回目なので、挿入しても、ゆいは痛がらなかった。
俺も今日は1発抜いた後なので、余裕を持って長時間ピストンできた。
膣内で動く内に、ゆいも少しずつ感じられるようになったようで、控えめに
「んっ… んっ…」
と声を漏らすようになった…
ゆいの最奥に射精したあと、俺は布団の上にひっくり返った。
ゆいも、肩で息をしている。
「…お前ももう、こいつが好きになったんじゃねえのか?これからまだ、どんどん気持ちよくなるぜ?」
だがゆいは、俺の言葉には答えず
「…ねえ」
「あ?」
「おととい、あたしを拾ったのは、あたしが可愛かったから?」
『自分で可愛いって言うか?』
そう突っ込みたい所だったが、俺にはその時なぜか、ゆいが記憶の上書きをしようとしているのが分かったので
「…ああ。まあ、そうだな…」
実際は暗くてよく見えなかったのだが、話を合わせた
「で、ここへ連れてきて、介抱してくれた。」
「濡れタオルで、顔と髪を拭いてやったな。あと…」
「…で、二人きりだし、あたしは起きないし、可愛いし… えっちなことしたくなっちゃった?」
なるほど。ゆいは、《酔いつぶれて訳の分からない内に、知らない男に持ち帰りされ、レイプされた》という最悪な記憶を、少しはマシな物にすり替えようとしていたのだ。
そうでもしなければ、俺とのセックスを楽しむようになってしまったことを、受け入れられないのだろう。
「まあ… そういうことになる…かな?」
「あたしが悪いんだ。あたしが可愛いすぎるから…」
そう思い込むことで、明日もまたここにいてくれるなら、話を合わせるなんざ、お安い御用だ。
俺はもうちょっと何か、気の効いたことを言おうとしたが、普段女に甘い言葉など口にした事がないので、なかなか思い付かなかった。
考えあぐねてふと、ゆいの方を見ると、もう眠っていた。
俺も仕事で疲れてた上に、久しぶりにハッスルしたので、ゆいの隣で朝までグッスリ眠ってしまった。
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