私は何を求めていたのか…
彼女にも一緒に気持ちよくなってほしかった…と言えば聞こえがいいですが、要するに、彼女の身体のみならず、心まで支配したかったのです。
その目論見が外れ、私は今度こそ、もう止めようか、と思いました。
今日はこれでおしまい、と彼女に告げ、家まで送って行ってあげようか、と。
でも、それではどうにも収まりが着かないのが、愚息です。
泣く彼女、落ち込む私をよそに、まるで別の人格を持つ生き物のように、こちらに背を向けて肩を震わせるさやかに向かって力強く勃起しています。
私は彼女の横に寝そべり
「ごめんね。もうこれで終わりにするからね」
と頭を撫でてやると、彼女を仰向けにさせ、脚を開かせました。
彼女は右腕で目元を隠したままでしたが、抵抗はしませんでした。
股間に腰を入れ、亀頭で閉じたワレメを押し開き、筋に沿って下へスライドさせると、膣口がありました。
ゆっくり押し込むと…前回と異なり、キツイながらもスムーズに、奥まで入って行きました。
挿入の瞬間、さやかはわずかに、苦悶の表情を見せました。
「痛い?」と聞くと、弱々しく首を横に振ります。
「ゆっくり動くからね。痛かったら言ってね」と言うと、小声で
「はい」と答えました。
さやかが返事をしてくれたことで、このセックスが二人の共同作業になったような気がして、すこしだけ救われた気持ちになりました。
さやかの膣の中は、温かく、柔らかく、ムスコを包み込むように締め付けてくれて、彼女のそこがムスコを歓迎してくれているような錯覚におちいりました。
彼女が挿入されて、喜んでいるはずはないのに、こちらもまた、ムスコと同様に、彼女とは別の人格を持つ生き物のようでした。
まだ2回目のさやかが、肉棒で快感を得ることは難しいと思いましたが、苦痛だけは与えないように、と、ピッチを上げず、ゆっくりと動き続けました。
それでも、時折ムスコの先端がGスポットと呼ばれる所に当たると、
「あっ…あっ…」
と、小さく声を上げてくれました。
激しいピストンはしていないのに、ムスコはどんどん高まって行き、間もなくその瞬間を迎えました。
彼女の背中に手を回してかき抱き、その姿勢のまま何度か腰を動かして一番深い所に突き入れると、さやかのそこがキューッとムスコを締め付け、搾り取られるように、1ヵ月溜め込んだものを、彼女の中に吐き出しました。
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