くぅちゃんがソファーで横になりながらもジタバタ暴れてそんなことを口走ります。何とか宥め、くぅちゃんが少し大人しくなった所で、兄は下に手早く戻って自分のお酒を確保すると、またくぅちゃんの元に戻ってチビチビ飲みながら読書等をするのでした。
「ねぇけんくん。」
『(酔いが醒めた?)ん?』
「くぅはね…不安なの…」
『中学生活に?』
「うん…他にもいろいろ…。」
くぅちゃんはとても成績優秀なのですが、それはとても努力家な娘だからでした。そんなくぅちゃんに両親は期待し、くぅちゃんもそれに答えようと一生懸命で、肩肘はっていたのです。そんなくぅちゃんを理解し、優しく応援してくれていたお婆ちゃんがいて、くぅちゃんもお婆ちゃんの前ではリラックスして甘えられたのだそうですが、そのお婆ちゃんがつい最近亡くなり、逃げ場の無くなったストレスが爆発した様でした。
「だからね…くぅは不安なの…(泣)」
(今度は泣き上戸?(汗))
くぅちゃんはソファーに突っ伏して泣き出してしまいました。
兄はくぅちゃんが横たわるソファーの前に正座して、頭を撫でながら優しい言葉をかけてあげました。くぅちゃんはひとしきる泣いた後、ヨロヨロっと起き上がろとするので、兄が手を貸してあげようとすると、くぅちゃんはそのままよろけて兄の胸に飛び込んできました。相手が酔っ払いと言う意志があったので、兄はそれを偶然だと思って抱き止めようとしたのですが、思ったよりも勢いがあったために受け止め損ね、くぅちゃんに押し倒される様な形で倒れてしまいました。
「ねぇけんくん。なんでそんなに優しいの?」
(顔近すぎだから(汗))
『それが俺の売りだから(笑)』
「くぅの事、好きなの?」
『どうかな?でも、とても可愛いよ。』
「えへ(笑)」
『こんな格好してると、キスしたくなっちゃう位だよ。』
「じゃあしてあげる」
そして、目を閉じたくぅちゃんの顔が急接近してきたかと思ったら、兄の唇に柔らかい物が覆い被さって来たのでした。一瞬理性が飛びかけた兄でしたが、相手が酔っ払いであると言うこと、悪友の家と言うこともあって押し留める事が出来ました。しかし…。
「ん…」
『!?』
くぅちゃんの舌が、兄の唇を割って入って来たのです。
兄の理性は飛びました。試しにくぅちゃんのオーバーオールの間から手を入れてトレーナーの上から胸を揉んで見ました。とても小振りで手の中に収まってしまうようなサイズでした。
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