それでもまだ半分近く陰茎を呑み込んでいる程度だ。麻里沙は首を何度も左右に振っている。仰け反りもかなり大きくなり、その状態から体をくねらせ始めた。無意識に今の状態から逃げようとしている。
突き刺す度に麻里沙の口から「あぐっ!」「うぅ~!」と声にならない悲鳴が聞こえてきた。逃げられないように麻里沙の上に覆い被さるようにして、また一気に腰を深く沈ませる。ブジュッという感触とともに完全に根元まで呑み込まれた。
麻里沙の息遣いに合わせて温かい膣内が収縮され陰茎に絡みついてくる。
激痛なのだろう、腰を動かす度、口を大きく開け苦痛に顔を歪ませている。体を仰け反らせたり、くねらせたりしながら異物の侵入を拒否していた。
腰の動きを止め結合部に目をやる。俺の陰茎のほうにだけだが薄く伸びた血がこびりついていた。一気に突き刺したための膣内裂傷なのか破瓜によるものかは定かではないが、麻里沙の処女喪失の瞬間には間違いなかった。
しかしながら中はかなりキツい。精液を溜め続けていた陰茎は悲鳴をあげている。少しでも気を抜くと出てしまいそうだ。
両手を麻里沙の背中に回し押さえつけながら腰を落とし何度も突き刺していく。ぐちゅっぐちゅっという心地よい音とともに麻里沙の顔や体に力が入っているのがわかる。
そろそろ限界に近づきもう一度脚を持ち上げマングリ返しの状態にして一気に腰を動かし、溜め込んだ精液を一番奥でぶちまけた。
埋もれていた陰茎をゆっくり抜き出すとしはらくしてドロッと白濁色の液体が溢れだした。大量の精液を吐き出し、肉便器となった麻里沙の陰部は暫くすると空気に触れられ異臭が漂い始めた。
拭き取るには勿体無いため、指で精液を膣内に戻し入れ下着を履かせて蓋をした。
麻里沙は未だ苦痛に顔を歪めながら眠りについている。服を着させて何事も無かったように戻していく。奈々美を犯すことが出来なかったのが唯一の心残りだが、麻里沙のように犯され処女を散らすことも、奈々美のように逃れられるのも運命なのだろう。
結局三人が起きたのはそれから9時間後だった。
end
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