ふむ…淡白に終わりましたね。
私なら…
少女は何を思ったか立ち上がり、コチラに向かって来る。
(まさか金取られないよな…?)
内心ビビりながら少女の動向を見守る。あくまで自然にあからさまに目で追わない様に…。
スゥ…
すれ違いざま小悪魔的な微笑みを浮かべ通り過ぎ、傍の自販機の前に立ち止まった。
ガコン…
買ったのはペットボトルのコーラ。取り出し口に手を伸ばし、こちらにだけ見える様に立て膝でしゃがんでいる。しかもワザと足を開き気味にして。
フワリと鼻孔を擽る甘くて官能的な少女の匂い。さっきよりも鮮明にヘアや襞の1本1本が確認できる。
あくまで平静を装い、しかし泳ぐ視線はスカートの奥から逃がす事が出来なかった。
コト…
立ち上がり、元のベンチへと戻って行った。
何か小さな音がしたような気がして彼女が座っていた辺りを見ると俺が座っているベンチの端に小さな箱みたいな物が置いてあった。
「コレって…?」
少女の方を見ると手の平を指先で押す仕種をしている。
(まさか…?)
促されるまま小さな赤いボタンを押すと同時に少女の体がビクッと震える。
みるみる頬に赤みが増し、瞳は虚ろになる。スカートのウエストから覗くピンクの箱のような物、そこから繋がっているであろうコードの先には楕円状の球体が震えている。反射的に閉じてしまう足を開いて俺に恥態を見せ付けている。
喉が渇いたのか先程買ったペットボトルを持つとキャップを緩めて上下に振り出した。当然キャップを取れば泡が噴き出し少女の手を汚す。意味が解らない…しかしすぐに解った。少女は零れた泡を舌で嘗め始めたんだ。その手つきも淫靡で何かを連想させる程に…。
て、感じなんだけど、作者としてはどう?
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