先月の中頃だったと思います。
夕方ケータイが鳴り、見ると登録されてないケータイ番号でした。
「もしもし?」と言うと「あの…おやまさんですか?」と聞かれ「はいそうです」すると「○○です」とりおちゃんでした。
「おー、りおちゃんかぁ、どうしたん?」そう聞くと「あの…ちょっと…その…相談があるんです」との事だった。
私は普段から「何かあったらいつでも言うて来いや~」とりおちゃんには言ってたので、何か困った事でもあるんだろうと思い「そっか!俺で相談に乗れる事やったら何でも言うてくれたらいいよ」と言いました。
電話では話せないと言うのでりおちゃんのアパートに近いファミレスで待ち合わせして店内に入りました。
私はタバコ吸うのですがりおちゃんは吸わなく、喫煙席はやめ今はタバコ吸わないでおこうと思ってましたが、りおちゃんから店員に喫煙席の希望を伝え二人で席に着きました。
ドリンクバーだけ注文すると、りおちゃんはずっと下を向いたままで「どうしたん?」と聞いてもずっと黙ったまま下を向いてました。
かなり深刻な悩みと思い「りおちゃんが言う気になるまで待ってるからいいよ」と慌てさせず待ちました。
タバコを吸いながら二杯目のコーヒーを入れて戻ると「実は」とようやく口を開きました。
私は黙って少しずつ話すりおちゃんの話しを待ちました。
「絶対に誰にも言わないでください」と話しが始まりました。
「おやまさんも知ってると思いますが、元旦那からは養育費はもらってるんですが、色々とお金が掛かって…」「厳しいんやろ?」「はい…」それからしばらく無言でしたが、次にりおちゃんの口から出た言葉にビックリしました。
「それで…その…援助してもらえないですか…」私は一瞬固まりました。
りおちゃんの口から「援助」なんて言葉が出てくるなんて夢にも思わなかったので。
正直、りおちゃんは私の子供と言ってもいいぐらいの歳ですが、私も男です。りおちゃんとエッチしたいと考えた事ないかと言われたらあります。
ただ、そんな事はあるはずがないと思っていたので本当にビックリしました。
「りおちゃん?本当にそんなんでいいの?」「こんな事誰にも言えないし実家には頼れないし…おやまさんはいつも優しく声かけてくれるから…おやまさんにしか言えない…」とボロボロと涙を流しながら言いました。
それだけ生活が大変で悩みに悩んで私に連絡してきたんだと思いました。
とは言え、後で面倒な事になっても困ると思いりおちゃんに確認しました。
りおちゃんが考える援助というのはどういう事なのか。
りおちゃんの希望は
月に一回か二回援助してほしい、見返りはりおちゃんとのエッチ、一回にホテル代は別で二万ほしい…
という事でした。
先に書きましたが、私も高給取りではなく家庭もあるので金額的な事だけ言えば月に一回二万なら何なんとかなると思いましたが…
一番気になるのは本当にりおちゃんがそれでいいのか…です。
「りおちゃん、本当にそれでいいんやね?」「はい…おやまさんにしか頼めないし…おやまさんならいいです」と言われOKしました。
その日は私もりおちゃんも時間がなかったので日を改めてとアドレスを交換しました。
次の日の朝に会社でりおちゃんと顔を合わせた時に私はぎこちない笑顔で「りおちゃんおはよう!」と声をかけるとりおちゃんはいつもの笑顔で「おはようございます」と挨拶してくれました。
そしてメールで、この日は遅くまで実家で子供を預かってもらえるという日に決め、私は残業で遅くなると家に連絡して夕方りおちゃんと会いました。
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