数日後 カードを買って電話しました。
何人かの会えそうな女性と繋がりましたが、すぐに切り 奈緒と繋がるのを待って電話を掛け続けました。
その日は、結局 他の人ばかりと繋がり終わりました。
次の日も掛けてみましたが、他の人ばかりでカードの持ち時間が無くなり終わりました。
次の日もカードを買い 電話してみました。
また別の人と繋がり すぐに切りました。
最近 出会い系も辞めようかなと思っていたので、このカードが無くなったらキッパリ終わりにしようと決心しました。
次も別の人で、その次に受話器から聞こえてきた声で、急に心臓がバクバクしてしまいました。
「奈緒さん…ですか?」
「はい…アキラさんですよね?」
少し話してから
「前回、途中で切れちゃったから、また奈緒さんと繋がるの待ってたんですよ!奈緒さんとの会話楽しいし…奈緒さん可愛いから!」
「途中で切られちゃったと思ってました。…アキラさん誰にでも、そんな事 言ってるんでしょ!?」
わざと冗談っぽく「奈緒さんだけですよ!」
と言ってから
「もし良ければアドレス言いますんで、気が向いたらメール下さい」
と言うと
「彼氏いるから…」
と断られましたが
「嫌なら破って捨ててもらっていいですから、控えるだけ控えといて下さい」
「えっ…でも…」
「いいですか?言いますよ?言いますよ?言いますよ?」
と捲し立てると
「ちょっと待って下さい」
と少し間があいてから
「はい、いいですよ」
と言ってくれました。
アドレスを伝えてから
「じゃあ時間無くなるまで話していましょう」
と話を続けました。
楽しい会話が続きました。
「あと時間どのくらいですか?」
と奈緒が聞いてきて、分からないけど、もう そんなに無いかな?と答えると奈緒は
「これで合ってますよね?」
とアドレスの確認をしてくれました。
それから、切れる前に
「バイバイ、おやすみ」
と言い合ってから、また少しだけ会話をしてる途中でカードの残り時間が終わり、奈緒との会話が終わりました。
この日から カードもやらず店にも行かず 出会い系は利用しなくなりました。
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