古き良き時代の話です。
いつもの店に入りました。こじんまりとした店なのでビデオも多くは置いてなく、ほとんど見たなぁ~ と思いながらエロ雑誌を数冊 手に取り個室に入りました。
季節は夏です。外は暑かったのに、中ではクーラーが効き過ぎていて寒いくらいでした。
夏休みの学生から来ないかなぁ~ と電話が鳴るのを待っていると、しばらくしてから若い女の子からの電話と繋がりました。
さっそく待ち合わせ場所へ行くと、お洒落な感じの 優〇 似の少女が立っていました。
優香を助手席に乗せ少し話をしました。
家出では無いのですが、遠方の都会から来ていて、まだ昼過ぎでしたが今晩の泊まる所も探しているとの事でした。
ドライブスルーで適当に購入して、食べながらドライブがてら色々見て回りました。
優香はニコニコしていて時折、アハハハと声をあげて楽しそうに笑ってました。
水族館へ行きました。
そこで
「ここでは、手を繋いで観ないとイケナイんだよ」
と冗談ぽく言うと、アハハハと笑い
「えー!そんなの絶対 ないですよ!」
と先に歩き出しましたが、しばらくすると優香から手を繋いできてくれました。
大きな水槽の前では、手を離し二人で あれは…この魚は…あいつデカっ…等と指を指しながら水槽にへばりついていましたが、次の水槽へ移動する時には、前に歩きながら手を後ろに伸ばしてきて また手を繋いでくれました。
夕食に こちらの名物の粉もんを食べました。
「これで食べるんですか?」
とコテでフーフーしながら食べてました。
近くの夜景を見てからホテルへ入りました。
ホテルのロビーのパネルを見ながら
「えっ?こっちって休憩の場合は2時間なんですか?」
と驚き
「やっぱ、こっちの人って、せっかちなんですね…」
と一人、真顔で納得してました。
部屋に入り、優香を抱きしめながら言ってやりました。
「ほな、やる事やりまひょか~、わてら せっかちでんねん」
何故か優香はツボにはまり、その日一番の大笑いをしてました。
お風呂に入る事になり、先に入ってると、後から優香が
「ジャ~ン!」
と言いながら入って来ました。
赤い水着を着てたので
「あれっ?」
とズッコケルしぐさをすると 優香は
「残念やっ…やっ…?残念やったでんなぁ~」
と変な方言を言ってました。
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