古き良き時代の話です。
カードを使ってると何度か同じ人と繋がります。
中には会える人もいますが、多くはサクラです。
Hな話ばかりしてきたり、会おうと言っても話題を変えて他の話ばかりしてきます。
そんな中にレイ子と名乗る20代半ばくらいの子がいました。
最初に話した時もサクラかな?と思ったのですが、話していて心地よかったのでしばらく話だけして切りました。
他のサクラみたいに、やたらノリがいいとか喋りまくるといった事もなく、こちらの話をクスクスと笑いながら聞いてくれて 自分の話も楽しそうに話してくれました。
2度目の時も自分は気づきましたが、知らない振りして普通に会話を楽しんで切りました。
3度目の時に
「また、繋がりましたね」
と言うとレイ子は
「3…回目…ですよね?」
と覚えてくれてました。
その時も会話を楽しんで、終わり間際に
「レイ子さんてサクラなんですか?」
と聞いてみたら
「いえ、違いますよ~」
と言ってましたが
4度目の時に
「あっ、またサクラのレイ子さんだ!今日もよろしくお願いします」
と言うとレイ子は笑ってましたが
「バレちゃいましたね…」
と認めました。
サクラでも話してて楽しいから大丈夫ですよと 会話を続けながら
「サクラの人は絶対に会わないんですか?」
と聞くとレイ子は自分は会わないけど、他の人は解らないと答えてました。
会話をしながら なんとか会えないかな と思いテレクラで培った話術を総動員して なんとか最後に
「少しだけなら」
と了解を得る事ができました。
「いつでも気が向いたら」
と言って こちらのアドレスを教えて電話を切りました。
すると すぐに
こんばんは
レイ子です
次の日曜とか大丈夫ですか?
とメールが来て 次の日曜に会う約束をしました。
待ち合わせ場所へ行くと、それらしい女性が赤ちゃんを抱いて立っていました。
「ごめんなさい。この子も一緒なんですけど」
メールのやり取りに書いてあったので
「大丈夫です。旦那だったら逃げ帰りますけどっ!」
と赤ちゃんを抱いたレイ子を助手席に乗せ
少し離れた公園で日向ぼっこをしながら会話を楽しみました。
※元投稿はこちら >>