タケ様から放流された痴女はドラッグストアへ入って行きます。
おぼつかない足取りの女が乱れたコートを身に纏い、
犬の首輪を嵌めて、首輪に繋がったリード線を床に引きずる姿は、
異様な雰囲気を醸し出しています。
しかもその顔を見ると、黒目の焦点も定まらず、唇もだらしなく
開き気味で、短く悩ましい吐息が洩れているのが、隠しようもない
淫靡さを振り撒いています。
「いらっしゃいま…」
白衣を着てレジカウンターに立つ若い男性店員が、歩み寄って来た
麻由美に声を掛けようとして、途中で言葉を呑み込みます。
訝しげな目で胸元から首輪、そして麻由美の顔を遠慮がちに観察しています。
「あ、あの…探しているものがあるんです…」
気まずい沈黙を破るように麻由美が話しかけます。
「あっ…は、はい…何をお探しでしょう」
麻由美に見とれていた後ろめたさに、しどろもどろしています。
「か、浣腸…が欲しいんです…」
麻由美もまた、恥ずかしさに声も絶え絶えです。
「え、浣腸ですか?」
店員さんが素っ頓狂な声を上げるので、周りのお客さんにも聞こえてしまいます。
「か、浣腸ならこちらですが…イチジク浣腸でよろしかったですか?
どのくらいご入用ですか?」
店員さんに商品棚まで案内された麻由美はタケ様の指示を思い返します。
「た、沢山…沢山欲しいんです…」
初め動揺していた店員さんも話しているうちに余裕が出て来たようです。
「お客さん…沢山と言っても限度がありますよ。
どなたがお使いになるんですか?」
麻由美の反応を確かめるように顔を覗き込みます。
「うっ、うっ…わ、私が使うんです…」
「なるほど、便秘でしたらそれほど使用する必要は無いと思いますけどね…
使いすぎると癖になってしまいますよ。」
店員さんは見るからにいやらしい笑みを浮かべて麻由美を追い詰めて行きます。
「ただねぇ…最近は別の目的でお買い上げになる方が多いんですよ。
SMプレイとかね…まさかお客さんは違いますよねぇ」
最早言葉遣いも横柄に、コートの合わせ目を無遠慮に覗き込みます。
「あぁ…沢山…沢山売ってください…
私のお尻にいっぱいぶち込んでもらうんです…
すぐに無くなったら怒られるぅ…」
「アハハハ…やっぱりお客さんはマゾなんだ。
この変態浣腸マゾ女めって言った方がうれしいか?
首輪までして、今まで見た中じゃ最低のエロ女だな。
仕方ないから売ってやるよ」
「あぁ…ありがとうございます…」
会計のためレジカウンターに戻ります。
「お、お金はこ、ここにあります…」
麻由美はコートの胸元を自ら開き、店員さんに胸を寄せます。
「なかなか念が入ってるね…呆れたメス豚だ。」
店員さんは胸の中に手を入れて、谷間に挟まった一万円札を取ろうとします。
ただでは取りません。
「へへっ、ノーブラでスケスケブラウスかよ。」
ブラウスから侵入した手は麻由美の乳房を揉みます。
「乳首をこんなに立たせちゃって…浣腸買うだけでここまでピン立つか?
おや、ウケルぜ。あんた、乳首糸までしてんじゃん。」
指先で糸を弾きます。
それらの行為はお店にいる人全員の見世物でした。
「毎度、浣腸好きなマゾ女様~、イチジク浣腸のお買い上げ
ありがとうございました~」
店員さんの意地悪な見送りを後に、麻由美はタケ様の元へ戻りました。
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