360度周りからの先生方の視線の中央に麻由美は立っています。
膝より少し短い程度のミニスカートですが、T先生に注意を喚起され、
全員が生足に好奇の視線を向けます。
ジャケットを着ていてもブラウスの胸元は隠しようもなく、薄い生地に
胸の谷間が淡く透け見え、目を凝らせば谷間を一本の糸が渡り、
その真ん中に何かをぶら下げる糸も分かるはずです。
それよりも先生方の興味を引いているのは、麻由美の態度そのものです。
見た目にも動揺し、小刻みに膝がブルブルしているのが分かります。
いつも毅然とした表情は朱に染まり、まるで夢遊病者のように視線が宙を漂っています。
時折、悩ましげな吐息が洩れ、内腿をよじり合わせる度に身体が艶めかしく上下します。
校長ならずとも男性教員は麻由美の異変に気付き、その卑猥な雰囲気に釘付けです。
うぃ~ん、うぃ~ん、うぃ~ん…
突然携帯のバイブ音が室内に響きます。
騒然とした教室と違って、その音はそこにいる者全ての耳に入ります。
(誰だよ…会議中は電源切っとけよ…)とばかりに先生方は周りをキョロキョロ見回します。
「はぅううう…」
その時、不意に目の前に立たされていた女教師がブルブル身体を震わせ、崩れ落ちるように
しゃがみ込むのが、全員の目に入りました。
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