「帰ろうか」
先生の一言で立ち上がると人生で一番酔いが回っていて、フラフラで千鳥足とか言う状態だったが気持ち悪さはなく、逆にフワフワとして気持ち良かった。
先生が前を歩き、カードで支払いを済ませると外に向かった。相変わらず女将はニヤついていた。
「ごりそうさま〜」
そう言いながら女将の前を通ろうとしたら、酔いで足がもつれ、女将の胸に顔からツッコミんだ。
女将は先生よりも胸が大きく、その胸を半ば鷲掴みしつつ体勢を直した。
「また来たら、次は私が遊んであげるよ」
そう女将に囁かれると同時に、女将と逆方向から先生に手を引っ張られ、その勢いのままフラフラ歩き出し店を後にした。
オレより飲み慣れてる先生に支えられて少しして再びタクシーに乗った。
「●●●の駅まれ」
「はい」
先生はそれだけ言うと黙り、オレは先生の肩…というか胸にもたれかかり、その上に先生は自分の頭を置いてる様に感じた。
運転手は話しかけて来る事はなく、オレは先生の匂いを間近に嗅ぎ酔いでフワフワしつつも凄く興奮して、股間はのモッコリは痛いくらいガチガチになっていた。
しばらくすると先生の左手がオレのモッコリをそっとを触った。
そのままオレはうたた寝をしてたが、車が止まった感覚でハッとしたら、先生がカードで支払いを済ませた。
「降りるわよ」
今度は優しく手を引っ張られながれ車を降りた。
酔いは相変わらず物凄く回ってたが、うたた寝した事である程度動ける様になってたとオレとは逆に、先生は車の揺れで酔い具合が増した印象だった。
オレと先生は酔いでフラつきながらもお互い腰に手を回しながら駅前を歩いた。
フラフラ歩いてると背中を壁にぶつけ足が止まり、今度はオレが先生を支える様に抱きしめていた。
背中をぶつけた際視線が上がって周囲が視界に入ると見覚えの無い場所にいたが、腕の中に先生がいるのに気付くとまた興奮して来て、先生にキスをした。
今度はオレから先生の口に舌を入れ、オレと先生は何度もキスをしてどんどん興奮していた。でも、不意に先生はオレの体を押して、オレから離れようとした。
オレは先生をグッと抱き寄せ様としたが、先生は抵抗した。
「ダメ…ダメなのよ。ごめなさい。
あなたにダメな事してるわ」
「え?…わかんないよ」
「私は先生で、あなたは生徒なのよ。歳だって一回り以上違うわ。
あなたは今、お酒で酔ってるだけ。あなたには歳も関係性も合った良い子がきっと見つかるわ。たがら…ね」
この時のオレは先生の言う事が全く意味不明だった。
「先生…」
それだけしか言葉が出ず、今度はそっと先生のを引きキスをせず抱きしめると、興奮しながら何故か涙が出て来た。
言葉を探しながら涙を止めるべくゆっくり深呼吸して目だけを周囲に向けた先々にラブホが見え、駅から先生の家と逆方向にラブホが集まる区画が有った事を思い出すと、深呼吸と一緒に先生の匂いを意識してモッコリは硬いままなのに気付いた。
抱き寄せてる先生を見ると、普段身長180cm越えのオレとの身長差を感じさせないレッスン中の先生のパワーは感じず、ひたすらに女性としての色気を感じ興奮する自分を感じた。
「先生。回り…見て」
「え?…」
先生も回りを見て自分達がどこにいるのか気付いたみたいだった。
オレは先生を抱き寄せたまま、一番近くのラブホの入口まで進んだ。
※元投稿はこちら >>