オレと先生はグラスを持っていない方の肘をテーブルに着き、掌もダラっとにテーブルに置いていて、ふと気付くとオレと先生の指先が触れていた。
一口酒を飲んで先生を見ると、先生も指が触れている事に気付いた様で、お互い口数が減った。そして、どちらともなく相手の指をそっと触る様になっていった。
「同じのくらさい」
グラスが空になり、選ぶのが面倒で女将さんに短く注文し、女将さんは渡して来たグラスとは別にもう一杯づつグラスを置いて行って、その顔はニヤついていた様に思う。
「ほら、乾杯」
先生の一言でオレの意識は先生に戻り、何度目かの乾杯をしてまた酒を飲んだ。
そして、気付けばオレと先生のグラスを持ってない方の手は握り合ったり、指を触り合っていた。
「ねぇ〜、なんでわらし達手を握り合ってるの?」
その一言で先生を見ると先生も酔っていて、目がトロンとしていてた。
オレは初めての状況にドキドキしてる事に気付き、何も言葉を返せなかった。
代わりに、先生の手の感触を味わう様に意識して、先生の顔を見つつゆっくりと先生の手を触っていた。
酔いで体が揺れて視線が下がると、先生の大きな胸の谷間が見え、いつの間にかオレと先生はお互い前のめりになって、体もテーブルに寄っている事に気付き、徐々にお互いの顔が近付いていた。
『も、もう少し…』
指先が触れ合ってどれくらい時間が経ったかわからないが、ついにオレは先生とキスをした。
酒のせいか、先生の魅力からか、初めてキスしてモッコリしていてた。
「!?」
キスの感触を味わっているとオレの口に何か入って来た!それは先生の舌だった。
初めてキスで舌を入れられ内心驚いたが、オレに絡んでくる先生の舌をマネして、オレを舌を動かした。
顔が離れてからも手は握り合っていたが、視界の下の方には先生の谷間があり、握り合っていた手を伸ばして、先生の胸を外側から触れた。
そして、掌全体で先生の胸を揉むと柔らかさと温かさを感じると同時に
「ん…」
これまで聞いた事の無い感じの声が先生から漏れた。
オレは先生の胸を触ったまま酒を飲み、先生も残った酒を飲んだ。
※元投稿はこちら >>