初めてのキスは、不意打ちのようなもので、あっという間に美桜は奪われた形。ほんの1、2秒唇が重なっただけ。ただ、ちゃんとしてあげることがこの年頃の女の子には大切なのは、女の子たちを食べてきてわかっているつもり。生まれて初めてキスをした事実をわからせ、少なくとも相手が自分に好意を持っていて、愛情表現だと信じさせることは、何より重要だ。
「しちゃったね、キス。」「あっ、」右の中指と人さし指で美桜は唇を擦る。「気づいてた?ずっと美桜を見てた。」「、、、なんで?」「美桜、かわいいから。」「えっ、、、」「いつも頑張るし、」「ん~」「だから、」「ぅん」「ずっと、美桜が気になってた」「、、、」下を向いてるが、頬が赤く染まってるのがわかる。男にそんなことを言われるのは初めてだろう。さらに畳み掛ける。「美桜が好きなんだ」「うそ、」「好きだよ。」「うそだ、」「今、一番美桜が好きだ。」「うそ、」
11歳でも女。一緒だよ。何遍も繰り返すと自分が愛されてると感じ、相手に心を許し始める。
何回目かの「美桜、好きだ」に、ついに「ほんと?」返事が変わった。その瞬間を見逃さず、顔を上に向かせ、唇を重ねる。少し口を離し、「好きだ」と囁くと美桜の口から「ぅん」と返事。「軽く唇あけて」その声に素直に美桜は従ってくれた。軽く美桜の唇を吸うと『チュッ』という音が美桜と俺の繋がりから漏れ、「んっ」って美桜の可愛らしい呻き声にあわせ、甘い美桜の唾液が、口の中に染み出した。
キスって男女の体液が混じり合う性行為だって、美桜は分かってないだろう。身を任せ、キスに夢中になっている美桜を抱きしめる。幼く、小柄だが胸の膨らみは感じる。女子小学生のらしいほんのりせっけんの香りのする美桜の身体は十分、性行為の次の段階も可能と確信させた。
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