お義父さんは、真理恵先生の実家に担ぎ込まれた翌日朝、二日酔いなのに、俺が礼儀正しい態度だったことに、非常に好感を持ってくれたそうです。
ちょっとお義母さんから聞いた話ですがお義父さん、真理恵先生の前夫石井先生にはあまりいい印象を持ってなかったみたいです。
いかにも体育会系で、柔道監督らしく礼儀正しいけど、どこか堅物で柔軟性に欠けるとの印象だったみたいです。
その結果が真理恵先生を束縛しはじめたのかな?
交際が始まりお義父さん、お義母さんは、真理恵先生の仕事以外の外出が少しだけ増えたことを、すぐ気づいたみたいです。
多分あの青年と付き合ってるな、あの青年なら見守ってやるか、みたいな態度だったらしい、真理恵先生のご両親にも感謝です。
高校時代の俺の友人、卒業後、都会に就寝したり進学したりとバラバラで、地元に残った四人だけ、現在付き合いがあります。
俺は真理恵先生と交際してること、その四人には伏せてました。
オープンにしたのは、真理恵先生にプロポーズしてOKもらえたあとです。
四人に電話して、それを伝えました。
だ~~~~れも信用してくれませんでした。
ならばと思い、俺が実家から引っ越す手伝いを、四人のうち二人に依頼、真理恵先生と打ち合わせの上、引っ越し作業中に、真理恵先生仕事の合間を縫い、弁当差し入れで登場してもらうという作戦を考えました。
もちろんその二人、真理恵先生に音楽教わってはないけど、若くて可愛い先生だった真理恵先生を覚えてて、登場したときの驚きようは、ハンパじゃなかったです。
友達が友達に連絡してと、瞬く間にその話が広がり過ぎることを懸念した俺と真理恵先生、その二人も同意してくれて、一部の友達からは祝福の連絡をもらいました。
一番驚いたのが、高校卒業時の、担任から祝福されたことで、真理恵先生と石井先生が結婚したときの仲人、俺在学中の校長先生には秘密にしておくと言われました。
多少、やっかみなのか、心無いこと言う人もいますが、おおむね良かったなと言われてます。
でも一番感謝したいのが、お見合いパーティーに無理矢理誘った10才上の、37にしてまだ独身彼女無しの先輩です。
パーティーでは気を使って一人で帰ったし、交際してること、結婚すること、ほんと喜んでくれます。
先輩が無理矢理誘ってくれなかったら、この出会いはなかったんですから。
いつも弟みたいに接してくれる先輩にも感謝です。
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