その2
先生も当日はデニムのミニスカートにシャツにセーターと少し服装に変化があった。
「スカート短いですね」
って発言にも「デートでしょ?デート(笑)」って感じ。
ちょっと嬉しかった。
蔵王の雪壁は想像していたより低かった(笑)
あれ!?写真ではもっと長くて高いんじゃ…って感じ(笑)
「写真だとね~」と先生。
お互い期待したのはもっとダイナミックだったのに。
駐車場に車を停めて雪の上を歩く。
白銀…では無い(笑)
ちょい汚いがこの季節の雪は何となく嬉しい。
先生と一緒というのもあると思う。
大人の女性、と考える時もあれば、同年代の様な感覚もあり、今に思えば憧れなんだろうが当時の自分なりに好きだった。
はしゃいでいると先生がコケた(笑)
ドリフも真っ青な見事にお尻からスッテーンって感じ。
ついでに下着も見えてしまった(笑)
ちょっとHな感じ。
「アタタタタ…見た?」
下着?コケた事?と迷ったがどちらも確認済なのでバッチリ見ました!と元気に返す。
「もう…格好悪い」という感じの発言をしつつ腰をさする。
「見られたか(笑)後で見せるつもりだったのに…」
あ~そっちですか(笑)と答えた俺。
「…あ、下着じゃなくて?」とバツが悪そうな先生。
俺はアハハと笑ってごまかした。
「ゴメンね…変な事言って…前も言ったけど先生はたくみ君とする事も好きよ?」
「有り難うございます」と目茶苦茶な返事をする俺。
お互い笑いながら山を下る。
「どっかでご飯にしようよ!美味しい蕎麦屋さんがあるんだ~」と蕎麦屋に入った。
蕎麦処山形は伊達では無い。
かなり美味しい。
ただ困ったのは自分で支払うつもりが先生が出した事…。
こんな事なら天ざるなんか食べなかったのに…と今だに思う…しかも大盛り。
すっかり恐縮しているとせっかくだから温泉にも入る?と聞かれた。
この辺りは公衆浴場もあり、誰でも入れる。
勿論混浴では無い(笑)
相変わらず他人が居る浴場は苦手だったがそこは我慢だ。
風呂から上がり、お互い涼んだ後は先生に任せてのドライブだ。
先生のシビックはホテルが沢山並ぶ方向へ向かう。
知ってるって事は誰かと来たのかな~とちょっと妬けた。
車はホテルのゲートを潜った。
「…先生たくみ君と寄りたいな~って(笑)」
とちょっと照れてる先生に「僕も…先生と入りたい」と答えた。
もう入ってるじゃん!とは答え無かった(笑)
続く
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