俺がガキだったせいで、交際はケンカばかりでした。
卒業就職した俺、交際中に、郡部の学校に転勤した真弓先生、会えない日々が辛くて、ケンカばかりでした。
とにかく若い新人先生は移動ばかりなんです。
一緒にいる時間を求めた俺と先生は、亀裂ばかりでした。
結婚しようと俺が言うと
「でも辞めないよ。やっぱワガママばかり言ってさ。結婚どころか別れてほしい。先生って仕事なんだから。辞めたくないから別れてほしい」
とまで言われました。
会えばセックスよりケンカでした。
俺は理解と我慢を覚える努力しました。
律儀に時間あるとき、帰ってきてくれる真弓先生。
辛抱我慢をするようになると、ケンカもしなくりました。
郡部の学校からまた市内の転勤になった妻真弓先生。
チャンスと思い、二回目プロポーズ。
「我慢ばかりさせるよ?まだ転勤するよ?先生は県内転勤するよ?いいの?」
妊娠して産休すれば、公務員は三年の出産育児休暇がある。
その間は転勤はない。
といったら、元樹、変な勉強してるんだね、と笑った。
高校のときからの粘り強さは変わらないんだね、私は別れたいって何回も言ったのにと。
交際中も結婚した今も、少しだけ一緒の生活したが、4月からまた郡部の学校に転勤の真弓。
近々修学旅行の引率のため、週末も帰れない真弓。
でも我慢してます。
キャリア積んで今、郡部学校の担任してるし。
部活の顧問までしてる真弓先生。
最近では、真弓先生のほうが、「元樹んとこに帰りたい。もうすぐ30だから赤ちゃんも欲しい」
と弱音をやで言うのを、逆に可愛い生徒のために、今出来ること頑張れ、と励ましてます
修学旅行明けた来週は絶対帰るからね、と言うけど、部活もあるんだろうから、期待半分で待ってる俺です。
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