カラオケに行き、そしてエレベーターに乗り、2階で受け付けを済ませ、案内されたのは「車いすのお客様が1名ですね?では2階の段差がないところをご案内します」と、ここでも車いす対応がされているのかと感心した。日本はほんといい国である。
そして俺たちはカラオケの一室の中に入り、スピードメニューを見ながら、ビール、カクテル、フライドポテト、小エビのから揚げという定番メニューを注文し、それを飲みながらワイワイとしゃべったり、歌ったりをしていた。
生来、足が不自由で車いす生活の荒木からすれば、運動ができない分、カラオケというのは昔っから大好きな趣味であり、歌も信じられないくらい上手で、(真剣に歌手になれるんじゃ・・・)というくらい歌が上手だった。
そしてやっぱり、酒を飲んだらトイレが近くなるのは当然の事であり、荒木がトイレに行きたい時は、俺もトイレに付き添っていき、「ヨイショ」と手慣れた感じで荒木を座らせると、俺は外で待つ。という感じになっていた。
そしてカラオケ店で歌うこと3時間、飲んだ量は、俺はひたすらビール、荒木はカクテルという具合に、そこそこ酔ってきて目の前がフラフラし始めたとき、カラオケ店からの「延長しますか?10分前です」という室内電話が鳴ったのだった。
俺たちは「どうする?」と顔を合わせたが、けっこう飲んで歌ったというのもあったので、「延長はいいです。」とカウンターに伝え、俺と荒木は支払い伝票を持って会計を済ませて店を出たのだった。
もう夜になっていた。
俺と荒木は都電荒川線の路面電車の線路にそった道を、夏の夜風にあたりながら、俺は荒木を家に送るのに車椅子を押していた。
すると、途中にいい感じの広い公園があったので、少ししゃべって帰ろうと、俺たちは公園の中に入った。そして俺はその公園で酔っ払っていたということもあり、少年の気分に戻って、地面から吹き出す噴水と戯れていたのだった。
そしてふと、車椅子の荒木を見ると、荒木はなぜか悲しそうに下を向いているのだった。俺は(足の不自由な子の前で、噴水の水を蹴ったり、飛んだり跳ねたりしたのがマズかったのかな。。。)と思った。
俺「どうしたの?気分悪くなってきちゃった?」と聞いた。すると荒木は「うんうん・・・(違うの意)」とだけ答えたのだった。
そして俺は異変に気が付いた。車いすの車輪の足元に、、、ポタポタと荒木が座るシートを透き通って水がしたたり落ちているのである。
俺は(あ、、、やっちゃったか・・・)と思った。荒木はすると俺に気が付かれた事を察知し、すすりなき始めた。俺は「気にしなくていいよ!」と励ましたが、荒木はグスグスと泣き続けるのである。
そしてやっと口を開いたかと思うと、「今日、1日で、なんかいトイレ付き添ってもらった?もう情けなくて!!!」と、本音をぶつけてきたのだった。(荒木なりに酔ってるじゃんw)と水商売慣れしている俺はそう思ったが、荒木は荒木なりに、俺に何度もトイレに連れて行ってもらうのが恥ずかしくて、あと少しで家だと思って我慢してたけど、我慢できなかった。という感じなのである。
俺は腹を割って話した。
俺「あのな、俺、、さっきはバーで働いてるって言ったけど、本当は水商売で生きてるんだ。ホストクラブっていうとこ。そこには、いろんな女の子の客がいてね。シャンパン一気飲みしてぶっ倒れる子。店の中でゲロをはく子。あるいはトイレ間に合わずに、漏らしちゃう子。いろいろ毎日のように見てる。そんな仕事をしているのを、隠してバーで働いていると嘘をついている自分が、俺は一番情けない奴だって思ってる。でも、荒木さんは違うでしょ?ただ、本当に心がきれいだから、俺に申し訳ないって思って、、、こうなっちゃっただけで、人間として恥ずかしくもなんでもないんだよ?情けないことじゃないんだよ?情けないのは俺のほうだよ。。」と言った。
すると荒木は涙目の顔をあげて、「うん・・・ありがと・・」と言って、まだ鼻をグスグスさせていた。
俺は(そうだ!いまだ!)と思い、「これ覚えてる??」と自分のカバンをまさぐり、、出したのはあのドラゴンボール筆箱だった。
荒木は「え・・?」といった後、「わあ・・・ これ!!!! 私が買ったやつだ・・・・ずっと持ってくれてたの!??」とボロボロになった筆箱を手に持っていた。
俺は間違っても、弟の弘明に上げた。とか言えず、、「うんw」とだけ答えた(笑)
すると、、「うれしい・・・・!!!」と言って、また号泣しだすのであった。俺も涙がちょちょびれた。
そして5分くらい、しんみりしたムードで心から温まる静かな優しさに満たされる二人だった。
そして少し落ち着いたところで、、「コンビニでタオルか何か買って、、足元ふこうか・・このままじゃ気持ちわるいよね」と言って、俺たちはまた車椅子を押してコンビニへと向かっていった。
そしてコンビニの前で荒木を待たせ、俺は中でハンドタオルを3枚セット入りを買うと、ラッキーなことにコンビニの隣に、デザインこそオバサンが買うような衣服が売ってあるリサイクルショップを発見し、外に陳列してあった「訳アリ大特価 全品1500円」と書かれている、けして若者が履きそうにないデザインのおばさんスカートを1枚買い、そしてまた公園に戻って今度は身障者トイレに二人で入っていった。
でも荒木をトイレに入れて俺は外に出る。その時は、それだけが俺の役目ではなかった。なぜその役目ではなかったのか。それはムードがそうさせていたとしか言いようがない。
俺は荒木と一緒に身障者トイレに入り、中からカギを閉めた。もうその時は、恥ずかしいとかエロイとかなかった。俺はトイレの中で、タオルの袋をあけて準備をし、まずは荒木を抱きしめて抱え上げた。そして1枚のタオルは2つ折りにして、濡れた座席のシート替わりにするために、シートの上に設置した。
そして抱きかかえた荒木を、トイレの上ではなく、オムツ替えシートの上に座らせ、おもったりょりも湿っているスカートはもう使い物にはならないな。と判断し、俺は荒木に「脱がすよ?いい?」といった。
よく考えたら、着替えくらい一人で出来ると思うのだけど、その時のムードは違った。もう暗黙の了解で、俺はお前の面倒を最後まで見る。そして、私はあなたに何も隠さない。みたいな、かっこよく言えばそんな感じなんだけど、そんなムードが流れていた。
荒木は「うん」といったので、俺は荒木の腰のスカートのゴムに手をかけ、、ズル・・・と手前に引っ張っていった。そして右、左と荒木はお尻を少しあげると、それに合わせてスカートも、右、左とゴムが荒木のお尻の下を通り過ぎて行った。
そしてふとももくらいまで下ろしたスカートを、そのまま後は一気に足首まで通して脱がし切り、俺はその脱がしたスカートを、リサイクルショップで買ったスカートが入っていた袋の中に畳んで入れた。
そしてコンビニで買ったタオルの2枚目を、水で少し濡らして湿らせて、、俺は荒木の足首、そしてふくらはぎ、そして太ももへと拭いていってあげた。さすがにパンツ周辺は「ここは私がするね」といって俺からタオルを受け取り、股間を念入りにキュッツキュとタオルでふき取っていた。
俺は「どうする?パンツは履いたままにしとく?」と聞くと、荒木は「うーん。。できれば脱ぎたい・・・」と言ってきた。俺は「じゃ、目つぶりながら脱がすから、さっきみたいにお尻だけあげてね」といい、俺は荒木のパンツに手をかけた。
が・・・・。俺はそのかけた手をすぐ外し、そのままオムツ替えシートに座る荒木を抱きしめ、、そしてキスをした。
そしてキスの応戦が始まった。ムードが一気に変わった瞬間だった。
愛情がこもりにこもったキスだった。キスだけで20分くらいやっていたと思う。そして俺はキスを維持しながら荒木の胸をブラウスの上から右手でもみ、、少し胸をもむと、すぐに右手は荒木のパンツの中へと入れていった。
オムツ替えシートから、足をぶらーんとさせていた荒木だったが、俺の手が下に移動した時に、荒木は自分の左手で自分の左膝を下からかかえ、左側に足を広げたのだった。俺が触れやすいようにとの配慮だと思う。
俺は(足は、、、自分の意志では広げることができないのか・・・)と荒木の症状を知った気がしたのだった。
パンツの中に手を入れた俺は、手の甲に、もともと濡れていたパンツの湿った感じの感覚が伝わり、、そして割れ目を触った俺は、意外とそこが濡れているのに気が付いた。俺はクリを攻め始めると、荒木は「ンンッ・・・」と声を出し始めた。
半分動かない体ということで、荒木は完全に受け身だった。そんなオムツ替えシートに座る荒木のクリを攻め、、そしてまた胸に戻ってはブラウスをはだけさせて生乳首を吸い、、そしてまたクリをせめてパンツを脱がした。そして両足をM字開脚にし、、俺は頭をうずめさせて舌で荒木にクンニをした。
俺は荒木があまりに、喘ぎ声を出すのを我慢しているのか、声を出さない体質なのかわからなくて、、「きもちい・・?」と聞いてみたら、荒木は「うん・・w 声でちゃいそう・w」と言ってくれた。
そしてキスもした。胸も攻めた。クリも攻めた。クンニもした。あとは入れるだけ。と俺は自分のズボンを脱ぎ始めると、荒木が・・「フェラできるよ?」とぼそっと言ってくれたのである。
俺は「え・・?いいの?」と、そんな返事をしたと思う。(とっさに、どうされるのか分からなかった)
荒木は「車椅子座らせて」と言ってきたので、俺はまた荒木を抱きかかえ、タオルを座布団替わりにひいた車いすへと座らせた。
(なるほど・・・)と思った。車いすに座った荒木。その目の前に俺が立つと、荒木はすこし顔をかがめるだけで、フェラをすることができる。
俺は荒木の眼前に自分の肉棒を突き出すと、、荒木はそれを手にもって、自分の口の中にパクっと入れてくれた。
優しいフェラだった。丁寧だった。ゆっくりと根本までくわえ込んでくれたかと思うと、今度は舌先で中でゴロゴロとしてくれたり、またゆっくり出て行ったかと思うと、今度はカリの部分を舌先でなぞってくれたりした。
激しいフェラではなかった。しかし、濃厚で、ゆっくり、丁寧で優しいフェラだった。あまりに気持ち良すぎるので、(どこで覚えたんだろう・・・)と気にもなった。
そして5分~10分くらいフェラに身を任せていると、荒木も疲れたのか、口からずして、恥ずかしそうにニコっと笑ってきたのだった。
入れる瞬間がやってきた。
俺は荒木を車輪ロックした車椅子のまま、右足は右の手すりに引っ掛け、左足を左手すりにひっかけ、そしてM字開脚とした。そのまま俺は中腰にし、体全体をかがめるように(少し不自然ではあったけど)自分の亀頭の先端を、荒木の割れ目の中央へと持っていき、(ここだな・・)というポイントでグッと腰を前に動かすと、ニュプ・・・と奥まで入っていった。
荒木は「ッ!!!!!」という吐息のような喘ぎ声を出し、俺は無言で腰を前後にユッサユッサと降り始めた。荒木は「!!!! ッ!!!! ・・ア・・!!!!」と快感からくる喘ぎ声を我慢するのに必死だった。
そして血管が浮いて愛液で光った俺の肉棒は、荒木の小柄な体の中に、ズンズンと吸い込まれては抜け出して、吸い込まれては抜け出してを繰り返していた。
ずっと車いすの上での挿入行為だった。入れている間、俺の頭の中はいたって冷静であり、思い浮かべていたのが、あの小学校時代、荒木の車椅子を押して、家に帰っているときのあの光景だった。
あの時、俺はずっとムスっとしたままだったが、荒木はそんな機嫌の悪い俺をなだめようと、「ねぇねぇ酒井君、あれ知ってる?」と話しかけてくれていた。そんな記憶。
それから夏休み明けの、先生が「荒木は東京へ引っ越した」と聞かされた瞬間。
そして、ドラゴンボール筆箱と手紙を手にしたあの時の後悔と無念。
そして最後に、俺がまだ、荒木が靴も履いていないのに俺が早く帰りたい一心で荒木に早く車椅子に乗るように仕向け、荒木が「ちょっと、まってよー」と車いすの上で片足をついて靴を履いているとき、俺は「早くしろよ」と言いながら、(こいついつも白のパンツだな)と思っていたこと。
しかし、目の前で、うつくしい眉に長いまつげをもち、キレイになった荒木は、今、俺を受け入れて快感に身を悶えさせている。
あの時の無垢だった白パンツの奥にあったものに、今こうして俺は自分の一部を受け入れられているのだ。
俺は(荒木と再会できて、、本当によかった・・・!!!!)と心から思った。そして俺は(荒木!!!!!!!)と心の中で叫び、、腰の動きをパンパンパンパン!!!!!!と激しく降ると、荒木も「アアアア!!!!」と声をあげながら、俺の首に手をまわし、俺を抱きしめてきた。
すると荒木もイク寸前だったのだろう。あそこがキュ~~と閉まってきて、荒木は弓なりに背骨をそらしていった。
そして俺が、ドクッドク!!!と中で自分の分身を荒木の中で大量に放出させているとき、荒木も腰をビク!!!ビク!!!と揺らしてイッ時の余韻に浸っていた。
結局、ムードがムードだったので、そのまま中出ししてしまった。。。
ハァ・・・ハァ・・・・・! と言いながらも、俺はまだ荒木の中に自分の陰部を差し込んでいた。
荒木は「中で出した・・?」と聞いてきて、俺は「うん・・」といった。
俺はすぐに、「ごめん・・」と謝ったが、、「仕方ないよ・・w 出来たらできたでよし。できなかったらそれもよし^-^」と、覚悟が決まった女は強かった。
それから俺たちは最後の1枚のタオルと、トイレのテッシュを使ってそれぞれ後処理をし、荒木はオバサンスカートをはいて、そして一緒に外に出た。
外に出るや否や、、「外のほうが涼しいー!!www」と二人同時に言ったのを覚えている(夏の暑い中、密室で性行為していたのだから無理もない)
そして俺たちは、「もう遅くなったけど、、付き合おうよ」という俺の誘いに、「うん・・w」と荒木は答えてくれた。
あれから今では6年が経過し、俺は30になった。今では既婚。そして子供もいる。
嫁さんは、、、当然のごとく、酒井唯。
4年前の結婚式の日、小学校の同級生たちは、俺たちの数奇な出会いを「ぜひミニ映画にしたい」ということで、当時の現場の撮影、ドラゴンボール筆箱の登場、そして当時俺が荒木からもらったあの母親が格納していたあの手紙の実物の朗読もして、俺たちは周囲に温かく見守られながら結婚式を遂行した。
今では荒木、いや唯も子育てに忙しい、主婦まっさかりで忙しい毎日を送っているが、時折俺が、「こんばん、する?ww」と聞くと、「うん・・ww」と答えてくれる唯がいる。
子供たちを寝かせ、、そして二人っきりでベッドに入れば、もうそこは夫婦の関係。昔はもっと奥ゆかしかったのになぁ~~なんて思うが、唯のフェラは相変わらず抜群のテクを誇っており、、俺が「どこで習ったの?www」と聞いてもいまだに答えてはくれない。
また、俺が疲れて手抜きをしていると、「もう入れるの?入れる前にちゃんとなめて♪」と足を自分で広げてクンニ要求も言ってくる>< はいはい・・w といいながらなめてあげたりする俺もいる。
いつまでも、いつまでも、こんな感じで幸せに過ごせればいいなぁ~~~。なんて思いながら筆をおきたいと思います。
以上、幼馴染との体験でした。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました^-^
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