綾子と関係を持ったのは間も無く私が学ランの採寸をしなくてはならなくなった時期だったと記憶しています。
その日は朝から雨が降っており、学校から帰る頃にはみぞれ混じりの雨が降っていました。
その年に綾子の弟も小学校に上がり、親が帰るのを自宅近辺で待つよりクラスメイトの家で待つ方が良いということに気づいたらしく、綾子だけが家の近くで遊び相手を探す事が多くなっていました。
綾子は決して見た目が悪い訳ではなく、どちらかというと可愛い部類だと思うのですが、先だって書いた通り年頃の女の子の好むオシャレなどと縁遠い家庭環境だったのが災いして、クラスメイトと上手く馴染めてないようでした。
習い事もしてない、クラスメイトとも馴染めてない、となると幼馴染みくらいしか相手が居ないのですが、天気が悪いうえに気温も下がっている夕方ともなれば外で遊ぼうという者もいません。
綾子はただ寒さに震えながら母親が帰るのを待っていました。
私が帰宅したのは15時ころで綾子は青紫色の唇をして震えていました。
綾子「いま帰り?」
私「うん、・・・綾子は一人?」
綾子「(弟は)友達のところに遊び行っちゃったから。」
綾子の服装は薄手のブラウスとハーフパンツ。上着は着ておらずみぞれ混じりの雨が降る中外で過ごすには明らかに薄着過ぎました。
私「綾子、唇が青紫色になってるぞ!寒いんじゃないのか?」
綾子はその問いかけに直接は答えませんでした・・・が明らかに綾子の異常を察した私は自分の家で暖をとることを提案し、綾子を家に連れて行きました。
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