オレンジとグリーンの水着、しかもビキニ姿です。
驚いのはそれだけじゃありません。
痩せてると思っていた身体、制服、体操服、私服ではわからなかった胸が、予想以上にあることです。
『な、なんだよその格好はよ』
『見て欲しかったから、わざわざ来てもらいました』
目のやり場に困る俺でした。
『どう?やっと着れるようになった』
ポーズを取るもまともに見れない俺です。
活発積極的は相変わらずのままです。
『ちゃんとみて?孝文にしか見せないんだからね』
夏休みになったら男子グループと女子グループで海に行く計画がありました。
その水着はそれに着ないからと言われました。
『孝文と二人でもし海に行けたら、そのとき着るつもりで買った』
『行くかどうかわかんないのに買ったのか?』
『これ見たら誘ってくれるかなって』
やっと少しまじまじと見れるくらいに落ち着いてきました。
顔、腕、足は日焼け、でも服に隠れている部分は真っ白、肌の綺麗さも目に入りました。
落ち着いてくると、はい、次は別な部分に血液が集中しだしました。
勃起です。
『じゃあ出かけようか。着替えてくるね』
そう言って二階に上がっていきました。
俺は、少し間を置いて二階に行きました。
勃起したままです。
俺は部屋の外から声をかけました。
『水着の中身、見たいと言ったら怒る?』
『えっ?』
『ダメ?』
ちょっと間があって、部屋と扉が開きました。
部屋に入りました。
そこには日焼けした部分とそうでない部分のハッキリしたコントラストの引き締まった身体、布切れ一枚つけていない全裸の恵美でした。
『女の子らしい?』
『どこからどうみても完璧な女の子だよ』
『日焼け酷いしガリガリだし』
『ガリガリだと思っていたけど、胸、けっこうあるね』
『そう?ここ半年で大きくなったかな』
『なぁ、出かけんの止めないか?』
『水着姿と裸みて、したくなった?』
『うん』
『ここで?』
『だめかな』
『親は夕方まで帰ってこないと思うけど、わかんない』
しばし沈黙。
『ねぇ、孝文は私のこと好き?私は前に気持ち伝えたよね』
俺は正直な気持ちを伝えた。
最初は全く女の子として見ていなかった。
それも中学二年にもなって。
それが少しずつ恵美が女の子に見えてきて、それと同じくして恋心を持つようになっていたと言いました。
またまた続きます
※元投稿はこちら >>