「ゆうな、動画撮りたい」
私は、たかちゃんから口を離し聞いた。
「何で?」
「帰ったら、見ながら一人でする…」
「動画は無理」
「なんで?いいじゃん」
「どうしても、意味わかんないし」
「意味?可愛いから」
「嘘つき」
「可愛くなかったら、わざわざ会いに来ないよ」
「ふーん…でも無理」
備品のローションを手にとって優しくしごく。
「動画撮らして」
「も~やだってばっ」
「可愛いのにエロいとか最高だし」
やっぱり、たかちゃんは私と寝たいだけなのか。
私は、しごくスピードを速めた。
「ちょっ…ゆうな」
「ん?」
「ダメだって」
構わず手を伸ばしたかちゃんの乳首を弄った。
「はっはっ」
息を荒げ顎を少し上げる。
「気持ちいい…?」
「うん…」
無意識だろうか、舌で唇を舐め回していた。
「キスしたい?」
たかちゃんは、無言でコクコクと頷いた。
滞在時間は、あと少し…
私は、たかちゃんをイカす事に決めた。
「やっ…ダメだって…ゆうなっ」
少し怒ったような声。
「本当にダメだって」
今度は泣きそうな声。
ヌチャヌチャとやらしい音がバスルームに響く。
「あーゆうな、出るっ」
「いっぱい出して」
「…くっ」
一瞬静かになった後、たかちゃんは射精した。
静かになったバスルーム。
「よかった?」
「うん」
たかちゃんは、起き上がりシャワーを浴びてからバスタブに浸かる。
「暫く復活出来ないのに」
不満そうな声で訴えた。
勿論私は、そんな事は百も承知だった。
「ごめんね…次はしようね」
相変わらずたかちゃんは、恨めしそうな目で見てる。
「先に上がるね」
軽くシャワーを浴びてバスローブを羽織りベットルームに戻ると、食べ損ねたパフェがドロドロに溶けていた。
「しょうがないわね…」
私は小さく呟いた。
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