キスをして唇を離し、クスクスと笑う。
それは、友達に戻ったようなくすぐったい感覚からきていた。
また唇を重ねると指を絡めてきた。
瞬間ドキッとする。
何故だか手を握られると大事にされてるような気がした。
たぶん、快楽に関係のない行為は純粋な愛情に見えるせい。
ドアホンが鳴り、たかちゃんはパフェを取りに行った。
「ゆうな、風呂入れるよ」
「うん」
パフェを一口だけ食べてバスルームに入った。
「ついでに体洗うわ」
「うん」
椅子に座り、背中を丸めて頭を洗っているたかちゃんを、バスタブに浸かりながら見ていた。
私はこの人が大好きだった。
別れた直後は仕事中にも涙が出そうになって、慌ててトイレに駆け込んだ事も何度かあった。
この人は、どうなんだろ…
たぶん私ほど苦しんではいない。そう思うと歯痒くなった。
「体洗ってあげようか?」
私は、ゆっくりとバスタブから立ち上がった。
手の平にボディーソープを乗せ首筋から肩、脇、横腹と滑らせる。
太ももの付け根を洗っているとたかちゃんは硬くなった。
シャワーで泡を流すとバスルームにあったマットを敷いて寝て貰った。
たかちゃんを口に含むと、手が伸びてきて私の髪をかきあげる。
「見せて」
私は髪を戻した。
「ゆうな、貞子みたいになってる」
「恥ずかしいから」
「いいから、よく見せて」
たかちゃんは、フェラしてる私の顔をしつこく見たがった。
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