現地を出発して、わさび農場、松本城と少し観光をしてから大学に帰ってきたのは夕方6時半頃だった。解散式を行いそれぞれ帰路についた。俺達4人はレンタカーを返してからようやく解放され家に帰った。途中コンビニに寄って夕飯を買い家に着いた。両親は出掛けていて、2人きりのお疲れ会を開きビールで乾杯をした。「やっと2人きりになれたね…」「そうだな…」「お疲れ様でした」「お疲れ」夕飯を食べ終えてTVを点けると「あっ!?荷物片付けなきゃ」とみぃが言って、荷物を開け2人の洗濯物を出して洗濯機に入れた。俺は荷物を部屋に運んびまたリビングに戻った。パタパタと忙しく動き回っているみぃを呼んだ。「何してんの?」「これとアレ片付けてるの」「いいよ明日で」と言って、みぃの手を引っ張りソファーに座らせた。「ちょっと…ダメだって…」と抵抗するみぃの耳に息を吹きかけると「あっ…」っと言って動きが止まる。耳はみぃの弱点で昔から優しく触ったり息を吹きかけたりすると、必ず動きが止まるので面白い。やり過ぎて怒られた事もある程だ。
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