沈黙を俺が破った。「いつ戻って来たの?」「高校卒業してすぐだよ」「オジサン達は?」「パパ達は向こうだよ…私1人で戻って来たの」「そうなんだ」また沈黙が支配する。俺達は自然と俺の家に向かって歩き出していた。歩きながらお互いの今までの事を話した。俺は大学に入るまで3人と付き合ったけどすぐに別れた事やたまに小さい時の夢を見た事など話したら、みぃも同じ様な過去だった事を話してくれた。やがて家に着いた。「どうする上がってくか?…帰れるならチャリで送ってくけど…」「…寄ってく」部屋へ通した。俺は冷蔵庫からジュースを出し部屋に入った。みぃは机の前に立って入ってきた俺に言った。「懐かしいね…これ…まだ持ってたんだ…」と別れた時にくれたキティちゃんを持って言った。「あぁそれな!さっき夢の中でみぃが出てきたって言ったろ?それで思い出してさ、仕舞っておいた宝箱から、この前出したら今日みぃと再会したんだ」「へぇそうなんだぁ」「あの夢今日の予言だったのかな」「フフフっそうかもね」
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