「おぉ」とか「ヒューヒュー」とか冷やかす皆。彼氏や彼女が欲しいと言ってる連中もいた。俺達は大広間をそっと抜け出し、フロントのソファーで座って休んでいた。「散歩でも行くか?」「うん行こう」俺達は一度部屋に戻り貴重品を持って、フロントの人に「少し散歩行ってきます」と言って外出した。夜風が心地良く吹いた。「あぁ気持ちいいなぁ」「爽やかで気持ちいいね」途中の自販機でジュースを買って、ブラブラしてたら河原に出た。河原の広場のベンチに座った。ジュースを開けて飲んだ時気がついた。「うわぁ凄ぇ…綺麗な星空」「ホントだぁ凄~い」「星が近いね」「そうだね…綺麗」暫く見上げていた。「家の方じゃこの半分も見えないな」「うん」「やっぱ空気が綺麗で周りが暗いから迫力あるなぁ」「天然のプラネタリウムだね」「…良かった」「何が」「この景色をみぃと2人だけで見れて」「…アッ君…私もそう思ってた」暗かくてみぃの顔が良く見えないが、笑っているのが分かった。そして長いキスをした。
※元投稿はこちら >>