そしてようやく目的地の旅館に到着した。この旅館は考古学の先生の親戚の旅館。先生が予約しておいてくれた。6人部屋を4つ、5人部屋2つ用意してくれていた。「〇〇大学です。今日から4日間お世話にならます」「はいこっちも宜しくお願いしますね」と女将さんが言った。歴研は15人♂10♀5、合唱は18人♂5♀13の計33人、部屋割りは女子が6人部屋を3つ残りが男子に決まった。女将さんが説明した。「お風呂は朝10時から12時までは掃除するので入れません。ご飯は朝7時半からで夜も7時半からで、場所は大広間でお願いします」「分かりました」皆女将さんに挨拶をして、それぞれの部屋に入って荷物を置いた。歴研組はすぐに近くにある発掘現場に向かった。現場の人に「すみません。〇〇大学ですが責任者の方は居られますか?」「はい…今呼んで来ますから、此方でお待ちになって下さい」「はい分かりました」と俺達は事務所で待った。「おっ!?来たね待ってたよ」と責任者の河田さん(仮)が入ってきた。
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