「私達にも簡単に出来るやつ教えてよ」「教えて」「簡単に出来るやつねぇ」俺はどれがいいか考えた。「じゃぁ真司、俺の手首思い切り掴んで」「こうか?」ギュッと掴む。俺は腕を上げ一気に振り下ろした。手が外れそして股間に向けて寸止めで蹴りを入れる。「これが一番簡単かな?」「そんなんでいいの?」「うん…男は股間が急所だから」「確かにここ蹴られたら悶絶するな」「痛そう…」「じゃぁ後ろから抱き付かれたら?」「抱き付かれたら相手の指を取って捻ると、痛がって離れるから離れたらまた股間に蹴り」「なるほどね」「実践してもいい」みぃが言った。「いいよ」と気軽に言ったのが悲劇を招いた。俺がみぃの手を取って、みぃが振り払って股間に一撃…みぃの振り足が速く避けれず見事に命中…俺は悶絶しその場にうずくまった。「ゴメン!当たっちゃった!大丈夫?」俺は男にしか解らない痛みで返事が出来ない。「ワハハハっ!見事に決まったな!?みぃちゃんナイスキック」と苦しむ俺をよそに、真司が爆笑した。真司が隣りに座り腰を叩く。
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