二次会も盛り上がった所で先輩が言った。「じゃぁここで女性陣全員に聞きま~す…この中でタイプの男は誰れすかぁ?」大分酔いが廻っていて呂律が怪しくなっていた。女性陣は「えっ~」っと言いながらも1人づつ答えていき、みぃの番になった。俺はドキドキして目を瞑った。「私は…」ドキドキが速くなり耐えられなくなり「すんません…トイレ」と言って部屋から逃げた。トイレで顔を洗い鏡を見て冷静になれ!と頬を2回叩き落ち着かせて部屋に戻った。戻ると皆が一斉に俺を見た。すると先輩が「〇〇クン〇〇サンはキミがタイプだそうだ良かったな!!」と言った。俺はみぃを見て「あ、ありがとう」と言った。二次会もお開きになり駅に集まりそれぞれが終電やタクシーに乗り帰って行った。俺とみぃと先輩2人の4人になり酔った先輩2人をタクシーに乗せ行き先を告げて帰した。2人きりになった。「どうする?家遠いんならタクシー捕まえるけど…」 「大丈夫…歩いて帰れるから」「…そっか」沈黙が2人を包んだ。
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