その後はいつもと変わらない生活を送った。相変わらずラブラブだった。バイトがない日(合わせてる)は一緒に住んでるのに、わざわざ待ち合わせをしてデートをしたり、家でゴロゴロしたり、図書館に行って勉強したりした。冬になると俺達は自動車免許を穫る為に、教習所に行く様になった。俺はマニュアルでみぃはAT限定で。俺は一発で試験を合格したが、みぃは不合格だった。縦列とバック、坂道が苦手らしく、そこでかなり減点されたみたいだ。みぃはかなり凹んでた。次の試験までに、夜のスーパーの駐車場で坂道以外の練習をした。大分上手になった。次の試験日の午後「合格したよ」と電話があった。チャリで駅に迎えに行って、帰りにケーキ屋と本屋に寄って買い物をした。本屋から出るとプップーとクラクションが鳴り、少し先で止まった。両親だった。「乗ってきな」と言ったのだが「チャリがあるから」と言って断った。家に着いた。みぃが両親に合格したと伝えると、「今夜はお祝いだ」と言って寿司の出前を頼んだ。
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