小さい頃家で遊んでたら、すぐ近くのマンションに落ちた事があり、それ以来苦手になった。俺はみぃが怖くない様に、シャッターを閉めた部屋でヘッドホンを装着させ、音楽を聴かせて手を握り隣りにいてあげる様にしている。だが今回は違った。近くに雷が落ち停電したのだ。すぐ直ると思ったが直らない。仕方なくスマホの音楽を聴かせてみぃに「今ローソクか何か持ってくるから」と言って下に行って、仏壇からローソクとローソク起てを持ってきて、ライターで火を点けた。余り明るくないが一時凌ぎだから仕方ない。停電でクーラーも扇風機も使えず、部屋がムシムシした。窓を少し開けるが住宅地なので風が入ってこない。何もしてないのに汗が出る。団扇で暑さを凌ぐが間に合わない。電気まだかぁと思った時、ようやく復旧した。雷も大分離れた。みぃに「汗かいたからシャワーでも浴びるか?」と聞くと「うん」と答えた。2人でシャワーを浴びてるといきなりドカーンと雷が鳴った。「キャァァ」とみぃが叫んでしがみついた。
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