「あれ?なんでお前達がいんの?」真面目な顔で真司が言った。「あれ?ここどこだ?」「俺ん家だよ」「えっ?なんで俺晃ん家にいんの?」俺は説明した。「マジで?うわぁ…全然覚えねぇ」「でしょうね」「ワリぃ迷惑かけたな」「いいよ」「迷惑ついでに水と頭痛薬頂戴」「ハハっ…ほらよ」「サンキュ」「朝飯は?」「今はいいや…うぅ頭痛いぃ」などと言ってお昼前に2人は帰って行った。帰り際「みぃちゃん迷惑かけてゴメンね…〇〇君次は間違えんなよ」「お、おう」「間違えるって何を?」「寝てたアンタには関係ない…じゃぁね」「バイバーイ」2人を見送った。「あの2人結婚するな」「うん」この予言は四年後に的中する。午後晴れていた空が急に怪しくなり、遠くで雷が聞こえポツポツと雨が降ってきた。俺達は慌てて洗濯物を取り込んだ。終わると同時に雨風が共に強くなった。時折ゴォと音たて風が吹くき、閉めたシャッターがガタガタと鳴った。徐々に雷が近づいてきた。みぃは雷が大の苦手で俺に抱き付いたままガタガタ震えていた。
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