そんな話から3日が経った。夕方いつもの所でみぃを待っていたら、仲のいい友達が「あれ?ここで何してんの?」「何ってみぃを待ってるんだけど?」「お前の彼女ならさっき向こうで見たけど、お前に呼び出されたって言ってたぞ?」「はぁ?呼び出してねぇぞ?」俺は胸がざわついた。「どこに行った?」語尾が強くなった。「どこって3号棟に入って行ったけど…」3号棟は正門から一番奥にあり、教授達がいる棟からも離れていた。「3号のどこの教室って言ってた?」「えっと確か6号室って」それを聞いて俺はダッシュで3号棟に向かった。情報をくれた友達もただ事じゃない俺の表情を読み取り付いて来た。3号棟に着いて階段を一気に3階まで駆け上がり、2つある教室の奥側が6号室になっていた。「いやだ!離して!」と中からみぃの声が聞こえてきた。「みぃ!!」と叫ぶと、「アッ君助けてぇ!!」と聞こえた。「頑張れみぃ!!今助ける!」と言ったが奥と手前のドアが開かない。俺は友達と勢いをつけてドアに体当たりした。
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