「はい!みぃ」と袋に入った財布を渡した。「これブランド物じゃん!ありがとうアッ君嬉しい」と喜んで今度は「はい!みぃから」と渡してきた。「おっ?ノートパソコンだ…超嬉しい!ありがとう!!」「今使ってるヤツ調子悪いって言ってたから」「聞いてたんだ!?ホントすっげえ嬉しい」と言って「実はみぃにもう1つあるんだ」と言い立ち上がり、みぃの前に跪いてポケットから指輪を出し「〇〇美衣子さん…これからもずっと俺の隣りにいて下さい」と言った。みぃは驚いていたが「…はい」と涙声で返事をして指輪を受け取った。俺は両親の前だが構わず、みぃを力いっぱいに抱きしめた。みぃは俺の服が濡れるほど泣いた。それを見ていた両親は「今度トシの所に挨拶に行かなくちゃな」「そうね」とポツリと言った。夕食が終わり部屋に戻った。みぃは嬉しいそうに薬指に嵌めた指輪を見ながらニヤケていた。「みぃ、怖いよ」「だって嬉しいんだもん」とこちらに向けた顔が緩み放しだった。「結婚は卒業してからだからね」「…うん分かってる」と言って抱きついてキスをしてきた。
※元投稿はこちら >>