そんな会話をしてまた歩くと、今度はサークルの部長に話しかけられた。「〇〇おはよう!」「おはようございます」「あれ?オマエラ手繋いで…何?もうそんな関係?」「まぁそんなトコって言うかみぃとは幼なじみなんです」「そうなん?」「小学生の時離れて、この前の新歓の時に偶然再会して」「へぇそうなんだぁ」などと話してると予鈴が鳴り部長は慌てて教室に行った。俺達もそれぞれの教室に向かった。…お昼に中庭で待ち合わせ、みぃ手作りの弁当を一緒に食べた。「愛妻弁当ですか?」振り向くとまた部長が現れた。「そうです!」とやり返すと「チクショウ!別れてしまえ!!」と捨て台詞を吐いて食堂の方へ行った。2人共クスクスと笑った。…いつも一緒にいる2人を見て周りの友達や先輩は、「仲いいねぇ飽きないの」とか「夫婦みたい」とか「ケンカしないの?」とか言ってきた。俺達は離れていた時間を取り戻す様に家でもいつも一緒にいた。他から見たらバカップルに見えただろう。俺達はバイトを始めた。俺はある目的の為に、みぃはこれからの為に。
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