「昔から僕達結婚するんだって言ってたもんねぇ」と母が懐かしむ様に言った。「だけどアンタ達…間違っても卒業するまで子供作っちゃダメよ!セックスする時は必ずゴムを着けるのよ!?わかった?」と釘を刺した。その日から親公認になった。夜はまだ片付いてないのでみぃは俺の部屋で寝た。「なんかこうしてアッ君が隣りにいてくれると…安心する」「うん…俺も同じだよ…思えばよく毎日どっちかの家で寝てたなぁ」「…うんそうだね」と昔話に花を咲かせた。次の日の日曜日も片付けや買い物に追われあっという間に終わった。月曜日、2人手繋いで大学に行くと「晃君」と背後から声を掛けられた。振り向くと元カノだった。「新しい彼女?」「…だったら何?」「気をつけてね?この人信用しないしすぐフルから」と皮肉を込めて言った。「お前の時みたいに嘘吐きじゃないから大丈夫だよ」と言うとキッと睨んでどっかに行った。「元カノ?」「あぁ高校ん時のね」「何かあったの?」「二股してた。だからフッた」「…悪い事聞いたね…ゴメン」「気にすんな…それに付き合ってすぐに分かった事だし、あの感じが嫌いだし」
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